
鉄道工事会社の(1835)東鉄工業を新たに買いました。
その時に調べたことを、以下の目次に沿って書いてみます。
1.購入ストーリー
2.JR東日本の設備投資計画が多い
3.JR東日本の設備投資を請け負う会社の比較→東鉄工業
4.東鉄工業の詳細データとブログ主の期待値
5.まとめ
■1.購入ストーリー
<購入のストーリー>
ここ数年、鉄道各社が運賃値上げの申請を国にしました。申請では、設備投資をある程度の規模で行うことを約束しました。
その状況で設備投資の恩恵を受けそうな会社を比較して東鉄工業を選びました。
<運賃値上げ>
国土交通省のサイトで鉄道運賃の申請ルールや、過去の値上げ申請が見られます。
ブログ主の理解だと、
「鉄道運賃の値上げをしたければ、原価や設備投資計画を提出しなさい」
「設備投資の実績が計画を下回った場合は、その分の運賃を安くしなさい」
という概念が2020年頃から始まった(根拠は法律?、通達?)と理解してます。
例えばJR東日本が申請した設備投資計画はこれ↓です。
車両導入以外の設備投資計画は軒並み増加傾向にあります。
申請の中に書かれてる設備投資計画を全社分ブログ主がまとめたものがこれ↓です。
(年がずれていたらすみません。各社の年の記載の違いに混乱しながらまとめました・・)
ここから言えることは3つあります。
・JR東日本の設備投資額が圧倒的に多い
・各社コロナ中の実績より、今後の計画額は増加傾向
・JR東海、JR西日本等、申請してない会社もある
金額が一番大きいJR東日本の設備投資を深堀りしていきます。
なお、JR東日本の申請は最終的には未承認ですが、
運輸審議会は「申請どおり認可」の結論が出ており、承認される前提でブログ主は考えています。
また、消費者委員会(2025.5.12)では、JR東日本が「老朽化対策として2029年度以降も同程度の設備投資金額がかかっていく」という主旨の発言をしています。
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