ラベル [業種]道路・港湾・空港銘柄 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル [業種]道路・港湾・空港銘柄 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025/12/06

(00697)首程控股 予想PER25倍 予想配当6.8% 人型ロボット


中国の十五次五ヶ年計画(2026~2030年)の前段の会議で有望とされている
ヒューマノイドロボットのことを調べていたら(00697)首程控股にたどり着きました。

ヒューマノイドロボット業界全般のこと、(00697)首程控股のことを書いてみます。
※この記事内の引用元が英語、中国語の場合、chatgptの翻訳を載せています。


----------目次----------
1.ヒューマノイドロボット業界について(概要)
2.ヒューマノイドロボット業界について中国政府方針
3.ヒューマノイドロボット業界の課題
4.ヒューマノイドロボットのコスト構造
5.(00697)首程控股のこと


■1.ヒューマノイドロボット業界について(概要)


ロボットは従来の産業用ロボット、新しいサービスロボットの2種類にわかれます。
従来の
産業用ロボット
新しい
サービスロボット
・導入に数週間~数か月かかる
・作業変更の柔軟性がない
・導入時間を大幅に短縮可能
・環境変化に強い

新しいロボットについては、経済産業省では2030年頃から急速に拡大すると予測しています。





ヒューマノイドロボットの利用シーンが最初はイメージわかなかったんですが、
”ドラえもん”ってイメージしたら頭にスッと入ってきて、
工場、清掃、警備、介護、災害現場等が想定されているようです。



代表的な企業として、以下の企業があります。



また少し古い2022年の情報として、中国におけるシェアは以下の通りです。



2年程度でトップ企業が入れ替わってしまう世界ではないかと思います。

こちらはCOBOT(稼働可能なロボットアームを備えたロボット)という分野のシェアです。



2025年12月時点で中国に上場してるロボット系企業です。
(ブログ主調べで誤りがあるかもしれません)
銘柄コード銘柄名備考
0697首程控股投資会社
2238広州汽車人型ロボット
2432DOBOTロボットアーム
2451緑源集団ロボット部品
2498速騰聚創科技ロボット部品
2590Geek+人型ロボット(倉庫作業)
2670北京雲跡科技人型ロボット(ホテル)
6098碧桂園服務人型ロボット(清掃)
9868小鵬汽車人型ロボット
9880UBTECH人型ロボット
002050三花智控テスラ部品
002600広東領益智造ロボット部品
002896寧波中大力徳智能伝動ロボット部品
300503昊志机電ロボット部品
601689寧波拓普集団テスラ部品
603119浙江栄泰電工器材ロボットアーム
688017蘇州緑的諧波伝動科技股分ロボット部品
688322奥比中光ロボット部品
上場準備中UDITECH人型ロボット
上場準備中Unitree Robotics人型ロボット
上場準備中SEER Robotics人型ロボット


ここまでの記事は主に以下の記事を参考にさせていただきました。
経済産業省 AIロボティクス検討会 とりまとめ(20251008)
野村総研 中国における人型ロボット産業の現状と将来展望(20250718)
三菱総研 前編 ヒューマノイドロボットへの期待:社会実装される5つの意義(20250609)

■2.ヒューマノイドロボット業界について中国政府方針


中国政府は、十五次五ヶ年計画(2026年~2030年)の前段の会議(20251028)で
以下のような方針を打ち出しています。

3. 近代的な産業体系の構築と実体経済基盤の強化
(8)新興産業および未来産業の育成・拡大
・新興支柱産業の構築に注力
 産業イノベーションプロジェクトを実施し、革新施設の整備、技術研究開発、製品の反復的アップグレードを一体的に推進する。
 新エネルギー、新素材、航空宇宙、低空経済などの戦略的な新興産業クラスターの発展を加速する。

・産業エコシステムの整備
 新技術、新製品、新しい利用シナリオの大規模な応用・実証を実施し、新興産業の規模拡大を促進する。

・未来産業への先見的な布石
 多様な技術路線、典型的な応用シナリオ、実現可能なビジネスモデル、そして市場規制ルールを探索する。
 量子科学技術、生物製造、水素エネルギーと核融合エネルギー、ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)、具身型知能(Embodied Intelligence)、第6世代移動通信(6G)などを新たな経済成長の柱にする。

・イノベーションの推進と規制改革
 規制方式を革新し、ベンチャーキャピタルを発展させ、未来産業への投資拡大とリスク分担のメカニズムを確立する。

・中小企業とユニコーン企業の育成
 中小企業の「専門特化・精密・独自・革新」の発展を促進し、ユニコーン企業を育てる。

市場規制ルールについては、おそらく標準化や最低限の品質保証ではないかとブログ主は思います。
20251103に清掃ロボットの基準が発布されました。
・清掃性能細分化(清掃、吸塵、塵押し、端部清掃)の性能指標
・運動性能評価(速度、障害物・段差を越える能力、脱困能力)
・安全性、騒音、環境への配慮

中国政府がロボットバブルを懸念する発言がありました。
ブルームバーグ 中国ロボット関連株に過熱警報





■3.ヒューマノイドロボット業界の課題


中国で書かれた課題の記事を2つ見つけました。
経営に失敗して倒産した事例を分析したものです。

記事1(中国語)
消費電力の問題 自由度を上げることと、消費電力、バッテリー寿命、重量、コストの間でトレードオフ
・感知と精度の問題 複雑な環境下で誤差が大きい
・サプライチェーンと部品の輸入依存 日本やドイツへの依存
・量産のハードルの高さ、サプライチェーン未成熟
商業化シーンが限定的でコスト回収が難しい

記事2(中国語)
・家庭用 市場規模が小さく、機能がスマホアプリやスマートスピーカーなどで代替されやすい
高コスト
・母体企業からの過度な依存 資金繰り
・ハードウェアコストが高く、付加価値(+継続購入・利用)が低い
・研究・実験レベルの「科研試作機/サンプルマシン」 市場投入されない
・万能型家庭サービスロボット 家庭ユーザーの支払い能力やニーズとの乖離が大きい

ほかに見かけて印象的だったのは、ロボットが問題を起こしたときの責任の所在は?ということが挙げられてました。


■4.ヒューマノイドロボットのコスト構造


産業用インテリジェントロボットのコスト構造は、代表例として AMR を挙げると、認知、制御、駆動、電源システムの合計コストは総コストの 70% 以上を占める。

ナビゲーション用 LiDAR などの主要コンポーネントのコストは継続的に低下しており、平均価格は 2020 年の 1.21 万元から 2024 年には 0.77 万元に下がり、2029 年には 0.53 万元までさらに低下すると予測されている。



このコスト低下の主な要因は、技術の成熟、確立された標準化された生産プロセス、高度に統合されたモジュール、国内での規模生産によるものであり、ナビゲーション LiDAR はより信頼性が高く、手頃な価格になっている。

このコスト効率により、ロボットソリューションはよりアクセスしやすく競争力のあるものとなっている。
市場のさらなる成熟と導入規模の拡大に伴い、これら重要コンポーネントのコストはさらに低下し、より広範な産業への産業用インテリジェントロボット導入が加速すると見込まれている。

コストの 10~20% を占めるロボット制御システムは、プリント回路基板(PCB)、集積回路(IC)チップ、トランジスタ、抵抗器、コンデンサなど、多種多様な電子部品に依存している。
世界最大の PCB基板生産基地である中国本土は、世界の生産額の 50%以上を占めている。
中国における PCB の平均単価は、2020~2022 年パンデミックによる銅鉱山の操業停止が供給不足を招き変動が生じた。
2029 年には 1 平方メートルあたり 609 元までさらに低下すると見込まれている。


この項は、2025年11月28日SEER Robotics社のIPO資料をもとに書いています。


■5.(00697)首程控股のこと


ここまでのことを踏まえて
・どの企業が勝ち残るかわからない
・キャッシュフローがとにかく大事
ということをブログ主は優先的に考えて、
ロボットメーカーに投資する企業の(00697)首程控股が
良さそうに思いました。

会社の概要としては、
・主に空港の駐車場運営が本業(主要空港を押さえていてキャッシュフローが安定)
・ロボット企業数十社に投資している
・ロボット企業に運営中の駐車場で実戦させてデータ検証を重ねてる
・ロボット体験店を2025年に1号店オープンして以来、20店舗を目指している
という唯一の特徴があるような気がします。

DBS銀行のアナリストレポート(中国語)がほとんど同じこと言ってます。

事業セグメントごとの売上と事業内容です。



①Carpark income事業(2022年annual reportより)
 2022年、資産運営による収益は5億8,300万HKドルで、前年同期比で8.5%減少しました。
 2022年に収益が減少した主な原因は新型コロナウイルスの影響です。
 感染症対策期間中、大型交通拠点(空港など)の駐車場における収益規模が急激に減少しました。

駐車場運営権を受注した代表的な施設
  • 2018年 北京大興国際空港
  • 2018年 上海虹橋空港
  • 2018年 貴陽龍洞堡空港
  • 2018年 北京中日友好医院
  • 2018年 北京駅
  • 2019年 上海浦東国際空港
  • 2019年 南京市秦淮区の公共駐車場
  • 2019年 北京首都国際空港
  • 2020年 ボアオ国際空港
  • 2020年 唐山駅
  • 2021年 寧波櫟社国際空港
  • 2021年 鄭州新鄭国際空港
  • 2021年 張家口寧遠空港
  • 2021年 昭通空港
  • 2022年 西安咸陽国際空港
  • 2023年 広州白雲国際空港
  • 2023年 北京豊台駅
  • 2024年 ラサ・クンガ国際空港
  • 2024年 天津浜海国際空港


②Fund management services事業(2018年annual reportより)
 ・2017年末に「京冀協同発展示範区(唐山)基金管理有限公司」を買収
 ・2018年12月31日時点で、京冀キャピタルが運用または管理するファンドは17本、その目標募集総額は約300億元
 ・ファンドの投資家は、中国農業銀行、招商銀行、中国人寿保険、北京市、河北省、吉林省、四川省、黒竜江省などの地方政府系ファンド投資機関
 ・ファンドの主な投資対象は、駐車場関連インフラの建設および既存パーク(施設)の再開発
 ・併せて、医療・ヘルスケア関連の消費高度化分野、新エネルギー自動車部品・設備製造分野、および先端技術分野への投資も検討

③Leasing income事業(2019年annual reportより)
 ・グループは、各種オフィス物件および駐車場資産をリースしている。
 ・リース契約の期間は通常1年から20年ですが、延長オプションが含まれる場合がある。
 ・リース期間は個別に交渉され、さまざまな条件や条項が設定されている。

④service concession Agreement事業(2020年annual reportより)
 ・グループの建設サービス
 ・サービスコンセッション契約に基づく建設サービスの収益は、原価プラス方式(コストプラス)で見積もられ、契約日現在の同様の建設サービスに適用される市場の粗利益率を参照して算定

⑥Excess return from investment funds事業(2021年,2024年annual reportより)
 ・インフラおよび不動産ファンド管理事業においてファンド分配を認識
 ・インフラおよび不動産ファンド管理の分野において、グループは「ファンド+拠点+産業」という不動産金融モデルを採用し、産業体の開発、管理、運営、エグジット(投資回収)に参加することで、ファンド投資を通じて産業資源をカバーし、資産価値の向上を図っている。
 ・株式投資がエグジット段階に入ったときの超過リターン

 ・グループの新規投資プロジェクトは、車両向けの自動運転ソリューションや、人工知能チップなど関連分野に関連している。
 ・あるファンド投資では収益分配が開始され、グループに初回の超過リターン(税引前)として2億5,800万香港ドルをもたらした。
 ・投資済みプロジェクトの引き揚げに伴い、現在グループが管理しているファンドは順次分配される予定で、これにより相当のリターンが生み出される見込み。

 ・2024年、中国の主要企業10社以上に投資しており、対象分野は組み込み型知能、ヒューマノイドロボティクス、高インパクトシナリオで活用されるロボットなど。
 ・具体的には、Unitree Robotics、Galbot、Galaxea.ai、Narwal、X Square Robot、Noetix Robotics、Rossum Robot、X-Magtech、TowardPi Medicalなどが含まれる。
 ・今後2~3年で、さらに40~50社のトップティアのロボティクス企業に追加投資を行い、卓越した起業家とともに急速な成長を支援する予定。

 ・グループは全国の駐車場および商業施設、産業パーク、アパートメントなど多様な事業分野を網羅している。
 ・これらの場所は、清掃ロボット、警備ロボット、案内ロボットの実運用シナリオによる検証の場として活用可能。
 ・実際の運営データをロボット製品にフィードバックしてアップグレードを行うことで、グループは「技術検証-製品アップグレード-大規模適用」のチェーン全体を接続することを目指している。

 ・このアプローチにより、「資本+産業」の深い統合が促進され、ヒューマノイドロボットを含む高品質企業の事業化プロセスの加速が実現される。

この企業が投資しているUnitree、GalbotはNVIDIA基調講演時に上がったロボットのメーカーであり、
Unitreeは中国本土への上場手続きが進められています。

Unitreeのロボットは日本企業でも実証実験をされており、
生き残る可能性がある会社の1つではないかと個人的に思います。

JR東日本の実証実験例
オリエンタル白石の実証実験例

2025年の予想配当利回りが6%を越えてますが、
特別配当が含まれていて、通常は2%くらいです



ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





2023/03/11

(01052)越秀交通基建 配当9.0% 2022年期末


(01052)越秀交通基建の2022年期末決算確認

予想PER 7倍
予想配当利回り 9.0%
時価総額 約1250億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末配当 権利落 6月中旬→支払 6月下旬
・中間配当 権利落 11月中旬→支払 11月下旬


■どんな会社?


中国南部で高速道路、橋の運営を行います。
事業エリアは、以下の図の個所になります。





■配当履歴


2001 0.0250
2002 0.0600(+140%)
2003 0.0850(+41%)
2004 0.0975(+14%)
2005 0.1000(+2%)
2006 0.0700(-30%)
2007 0.1350(+92%)
2008 0.1600(+18%)
2009 0.1600(+0%)
2010 0.2200(+37%)
2011 0.2400(+9%)
2012 0.2000(-16%)
2013 0.2600(+30%)
2014 0.2800(+7%)
2015 0.2800(+0%)
2016 0.3300(+17%)
2017 0.3600(+9%)
2018 0.3900(+8%)
2019 0.3900(+0%)
2020 0.0700(-82%)
2021 0.6100(+871%)
2022 0.2000(-67%)

2022年は減配しました。
コロナによる影響、2021年に高速道路の一部売却(REIT化)により大きな特別利益が出ていた反動がありました。

配当性向は60%前後を目安に出されます。






■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2018年2019年2020年2021年2022年
Revenue
売上
2847
(+5%)
3023
(+6%)
2919
(-3%)
3702
(+26%)
3288
(-11%)
Profit attributable to
Shareholders of the Company
最終利益
1054
(+11%)
1137
(+7%)
160
(-85%)
2218
(+1286%)
453
(-79%)
Net cash generated
from operating activities
営業CF
2096 2142 2103 2569 2211
Net cash used in
investing activities
投資CF
472 -5512 -238 1285 -669
Net cash used in
financing activities
財務CF
-3069 2413 -1782 -2450 -1981
Interest paid
利息支払(財務CF)
-373 -302 -753 -633 未公表
Dividend paid
配当支払(財務CF)
-822 -968 -386 -971 -1048

2022年期末売上は-11%の減収でした。

コロナの影響により交通量減、政府の政策で第四四半期に通行料金の10%割引、
また、Han-Xiao ExpresswayをREIT化するために株の持分を100%→30%に減らしたことで連結対象外となったことが大きな理由です。

11月にLanwei Expresswayを買収しました。


■2023年以降の業績見通し


ブログ主はこの株のホルダーですが(そういう目線ですが)、
2023年以降の業績は、コロナ前の2019年ごろの業績に戻れるかどうかがポイントだと思います。

2023年の2か月程度の実績と、2019年に戻ることを前提にした考察をしてみます。

<2023年の2か月程度の実績>

実績は3点確認します。

・政府統計
・会社コメント
・同業他社月次

春節の結果が政府から発表されています。
かいつまんで日本語にします。
China registers nearly 1.6 bln trips during Spring Festival travel rush

A total of 1.595 billion passenger trips were made in China via commercial transport during the 40-day Spring Festival travel rush that ended Wednesday, official data showed Thursday.
(春節の40日間のデータが発表されました。)

The figure marked a 50.5-percent increase over the same period in 2022 and accounted for 53.5 percent of the volume in the corresponding period of 2019, according to the Ministry of Transport. The total flow of people in the country came in at 4.733 billion in the period.
(2019年比で53.5%の増加でした。)

As travel demand saw a significant surge, the flow of passenger cars on expressways touched an all-time high.
高速道路の交通量は史上最高量でした。)


会社コメントは決算書に以下の記載がありました。
Since 2023 Spring Festival travel rush, the traffic volume of the Group’s toll roads showed double-digit growth as compared to that in the same periods in 2022 and 2019.
春節以降、当社運営の高速道路は2019年比で2桁成長でした。



同業他社月次です。



実績見ても2019年を越えるかどうかよくわからないんですが、
2023年の業績が2019年並みの業績に戻ることを前提にして考察しました。

<2023年以降の業績考察>

2019年のEPSを元にしてブログ主なりに2023年以降のEPSを予想してみます。

2019年以降の損益計算書を抜粋しました。



2019年の高速道路買収で金融費用が増加しています。

また、高速道路ごとの粗利です。
(細かい数字の話はとばします)



2019年のEPSに金融費用の増加を加味して、
それを高速道路ごとの粗利に従って按分してみます。
(こちらも細かい数字の話はとばします)



2023年以降2027年まではEPS=0.53人民元(=0.60香港ドル)が続いて、
運営期間が終了した高速道路からEPSが減少していく。

そういうストーリーで考えた2030年までのEPSの合計は、4.13人民元=4.66香港ドルと予想しました。

高速道路の運営がすべて終わる2042年までの合計は、6.23人民元=7.04香港ドルと予想しました。


今の株価4.36香港ドルと比べると、
2019年の業績に戻れるなら若干安いのかなぁと思います。


ちなみに、この銘柄に強気な証券会社3社が2022年の業績発表後にレポートを出しています。

GUOLIAN SECURITIES(EPS予想)
2023 0.57人民元
2024 0.61人民元
2025 0.61人民元

HAITONG SECURITIES(EPS予想)
2023 0.56人民元
2024 0.60人民元
2025 0.61人民元

DONGXING SECURITIES(EPS予想)
2023 0.56人民元
2024 0.62人民元
2025 0.71人民元

証券会社が会社のリスクとして、
以下のような点を指摘
しています。

・経済成長率の低下
・政策変更
・ライバル道路が完成する
・高速道路の近くに最近完成した鄂州空港の立ち上げが期待ほど早くない



ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





2021/04/03

(00548)深セン高速道路 配当7.3%


(00548)深セン高速道路について、
数年ぶりに決算書を見ていたら、
いつのまにか環境会社になりつつあってビックリしました。


予想PER 6倍
予想配当利回り 7.3%
時価総額 約900億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末一括配当 権利落 5月下旬→支払 7月中旬


■どんな会社?


深セン中心に高速道路運営をしています。

近年は、環境事業への投資を増やしており、
水処理、風力発電装置、ごみ処理等の事業を行っています。




■配当履歴


2000 0.1000(-)
2001 0.1000(+0%)
2002 0.1200(+20%)
2003 0.1900(+58%)
2004 0.1100(-42%)
2005 0.1200(+9%)
2006 0.1300(+8%)
2007 0.1600(+23%)
2008 0.1200(-25%)
2009 0.1200(+0%)
2010 0.1600(+33%)
2011 0.1600(+0%)
2012 0.1300(-18%)
2013 0.1600(+23%)
2014 0.4500(+181%)
2015 0.3400(-24%)
2016 0.2200(-35%)
2017 0.3000(+36%)
2018 0.7100(+136%)
2019 0.5200(-26%)
2020 0.4300(-17%)


近年は、EPSに対して、配当性向45%を目安に配当されます。







■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2016年2017年2018年2019年2020年
Total revenue
売上
4532
(-)
4836
(+6%)
5807
(+20%)
6185
(+6%)
8026
(+29%)
Net profit attributable to
owners of the Company
最終利益
1169
(-)
1426
(+22%)
3440
(+141%)
2499
(-27%)
2054
(-17%)
Net cash flows from operating activities
営業CF
2126 2660 3222 1751 1100
Net cash flows used in investing activities
投資CF
-2529 -6991 957 -253 -4430
Net cash flows used in financing activities
財務CF
-1529 1773 -3483 -1147 3588
Cash received from returns on investments
投資先からの利益(投資CF)
247 353 355 398 306
Cash paid to acquire fixed assets,
intangible assets
and other long-term assets
設備投資(投資CF)
-382 -934 -1109 -1609 -2483
Net cash paid to acquire subsidiaries
and other business units
子会社買収(投資CF)
-1998 -7056 -1258 -1259 -453
Cash payments for interest expenses and
distribution of dividends or profits
金利、配当支払(財務CF)
-1303 -1184 -1374 -2332 -1920

2020年期末の増収率は+29%でした。
2019年から2020年にかけて買収した会社の売上が追加されました。

利益は、税引前利益は増益でしたが、税金の関係で減益でした。


■業績と株価について


業績の一覧と、各年末株価です。





当社は、EPSと、特別損益をのぞくEPSの2種類の利益を発表しています。

それを各年末の株価とグラフにしてみると、
特別損益をのぞくEPS(オレンジの線)と、年末株価(緑の線)が
似たような動き
をしています。


年末株価÷特別損益をのぞくEPS(=PER的なもの)は、
だいたい10倍前後を推移しています。(人民元換算すると8~9倍?)
そういう意味では、今の8HKDくらいの株価はいつも通りな感じがします。


2016年ごろから利益、株価が増え始めて、
売上も増え始めていて、
原因はおそらく設備投資を増やし始めたためだと思います。



特に設備投資額が多かった2017年は、道路1社、環境2社を買収しています。
2020年は計画を超過して設備投資されました。

2021年も高水準の設備投資計画がされているので、
EPSの増加が期待できそうな気がしています。


■事業別売上


設備投資の状況を踏まえて、事業別売上を見てみます。



環境系事業(赤いセル)が顕著に増えています。
2020年の高速道路事業は約3か月の利用料無料期間がありました。
風力事業は2019年の実績で、だいたい装置販売が8割、発電が2割でした。


環境系の事業が増えると、営業CFが悪化していく
例えば、(00257)中国光大環境と似たようなパターンに見えます。




個別の事業では、50%子会社Qiantai Companyの
新エネ車(EV)の廃バッテリー処理事業は
当社と親和性が高そうで、面白そうに見えました。

現状は、これくらいしか情報を見つけられず、
2020年だと売上があるのかわからないですね。






ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





2021/03/15

(01052)越秀交通基建 配当8.1% 2020年期末


(01052)越秀交通基建の2020年期末決算確認

予想PER 7倍
予想配当利回り 8.0%
時価総額 約1200億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末配当 権利落 6月上旬→支払 6月下旬
・中間配当 権利落 11月中旬→支払 11月下旬

【2019】中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)


■どんな会社?


中国南部で高速道路、橋の運営を行います。
事業エリアは、以下の図の個所になります。



2019年11月に3本の高速道路を買収しました。
3本とも湖北省(HUBEI)の武漢のとても近くの高速道路です。


さらに、親会社が2020年末に買収した高速道路(Henan Lanwei Expressway)を
当社が買収するか検討しているようです。

仮に買収すると、運営キロ数はこうなると思います。




■配当履歴


2001 0.0250
2002 0.0600(+140%)
2003 0.0850(+41%)
2004 0.0975(+14%)
2005 0.1000(+2%)
2006 0.0700(-30%)
2007 0.1350(+92%)
2008 0.1600(+18%)
2009 0.1600(+0%)
2010 0.2200(+37%)
2011 0.2400(+9%)
2012 0.2000(-16%)
2013 0.2600(+30%)
2014 0.2800(+7%)
2015 0.2800(+0%)
2016 0.3300(+17%)
2017 0.3600(+9%)
2018 0.3900(+8%)
2019 0.3900(+0%)
2020 0.0700(-82%)

2020年は業績悪化により大幅減配になりました。

配当性向は2016年以降、50%台を推移しています。



(ブログ主的には、配当性向は半期ごとではなく、
通期で考えるという会社の考え方がややショックでした。)






■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2016年2017年2018年2019年2020年
Revenue
売上
2519
(+13%)
2702
(+7%)
2847
(+5%)
3023
(+6%)
2919
(-3%)
Profit attributable to
Shareholders of the Company
最終利益
918
(+72%)
947
(+3%)
1054
(+11%)
1137
(+7%)
160
(-85%)
Net cash generated
from operating activities
営業CF
1721 1943 2096 2142 2103
Net cash used in
investing activities
投資CF
289 144 472 -5512 -238
Net cash used in
financing activities
財務CF
-1853 -289 -3069 2413 -1782
Payments of construction costs
under service concession
upgrade services
運営保守(投資CF)
-43 -88 -77 -120 未公表
Purchase of property, plant and equipment
設備投資(投資CF)
-11 -20 -15 -4 未公表
Acquisition of subsidiaries
子会社買収(投資CF)
-179 -9 0 -5841 未公表
Dividends received from
associates, joint venture
子会社からの配当(投資CF)
251 340 384 400 未公表
Interest paid
利息支払(財務CF)
-356 -344 -373 -302 未公表
Dividend paid
配当支払(財務CF)
-646 -752 -822 -968 未公表

2020年期末売上は-3%の減収でした。
約3か月高速道路無料の影響と、2019年買収分のフル寄与で相殺されました。

利益は-85%の減益でした。

売上減少による利益減少のほか、
買収先が抱えていた負債のファイナンスコスト増加、
営業権の償却増加により減益になりました。


ホルダーのブログ主的には、
「上期は大変だったけど、下期は通常営業に戻った。」ように見えました。




■半期ごとの業績


半期ごとの業績です。



「売上」、「利益」、「金利コスト」、「1株利益」の
4点(赤いセルのところ)に注目しました。

<売上>

売上を細分化すると、下期は前年並みに回復しています。



買収分の売上は、買収時の計画から考えると、
計画線上に近いのでは?と感じました。
(税金の計画からすると、利益はもう少し遅いかも?)



※その他売上が若干あるので、全社売上と必ずしも一致しません。





<利益>

営業利益率、税引前利益率が前年より若干低いです。

買収した道路の利益率が低いので(前述の表)、
これくらいが通常になるかもしれないです。

<金利コスト>

会社の説明によると、
買収先に負債がたくさんあって、
買収先の会社の金利負担が増えた。
と言っています。

The increase in corporate finance costs mainly resulted from the acquisition of three expressways in Hubei Province in November 2019, with the increase in average external debt balance in the Reporting Year.

しばらくこの水準が続きそうな気がします。
(ブログ主はノーマークでした。)
(だし、アナリストコンセンサスにも含まれてなかったのでは?)
(おそらく、だから2020年予想未達で、2021年の予想もやや下がった?)





<1株利益>

ここまでの考察を踏まえると、
2020下期のEPSが今後2021年のベースになる気がしています。

半期EPS:0.2681×2=0.5362→通期予想EPS(RMB)?

人民元なので、香港ドルになおすと

0.5362×1.19=0.638→通期予想EPS(HKD)?


アナリストコンセンサス予想はもう少し上のようですが、
この予想EPSをベースにPERや配当性向50%~60%を考えても
ブログ主的には、今の株価が高いとは思えなかったです。

■その他、政府の動き


2035年までの高速道路総延長計画:15万km→16万km
→つまりほとんど増やさない?


インフラREIT制度新設
→当社は、積極的にアプローチしてるぽい。
→将来、いくつかの道路をインフラREITに売却?
(ほとんど情報を掴めてないので、ブログ主には影響がよくわかりません。)




ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





2020/09/28

(01052)越秀交通基建 減配なし7年 配当3.2% 2020年中間


7年減配してない(01052)越秀交通基建について

予想PER 17倍
予想配当利回り 3.2%
時価総額 約1000億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末配当 権利落 6月上旬→支払 6月下旬
・中間配当 権利落 11月中旬→支払 11月下旬

【2019】中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)


■どんな会社?


中国南部で高速道路、橋の運営を行います。
事業エリアは、以下の図の個所になります。





2019年11月に3本の高速道路を買収しました。
3本とも湖北省(HUBEI)の武漢のとても近くの高速道路です。


■配当履歴


2001 0.0250
2002 0.0600(+140%)
2003 0.0850(+41%)
2004 0.0975(+14%)
2005 0.1000(+2%)
2006 0.0700(-30%)
2007 0.1350(+92%)
2008 0.1600(+18%)
2009 0.1600(+0%)
2010 0.2200(+37%)
2011 0.2400(+9%)
2012 0.2000(-16%)
2013 0.2600(+30%)
2014 0.2800(+7%)
2015 0.2800(+0%)
2016 0.3300(+17%)
2017 0.3600(+9%)
2018 0.3900(+8%)
2019 0.3900(+0%)
2020 0.0000(中間まで。中間無配。)

配当性向は2016年以降、50%台を推移しています。









■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2016年2017年2018年2019年2020年
(中間まで)
Revenue
売上
2519
(+13%)
2702
(+7%)
2847
(+5%)
3023
(+6%)
839
(-39%)
Profit attributable to
Shareholders of the Company
最終利益
918
(+72%)
947
(+3%)
1054
(+11%)
1137
(+7%)
-288
(-145%)
Net cash generated
from operating activities
営業CF
1721 1943 2096 2142 446
Net cash used in
investing activities
投資CF
289 144 472 -5512 -107
Net cash used in
financing activities
財務CF
-1853 -289 -3069 2413 -618
Payments of construction costs
under service concession
upgrade services
運営保守(投資CF)
-43 -88 -77 -120 -53
Purchase of property, plant and equipment
設備投資(投資CF)
-11 -20 -15 -4 -11
Acquisition of subsidiaries
子会社買収(投資CF)
-179 -9 0 -5841 0
Dividends received from
associates, joint venture
子会社からの配当(投資CF)
251 340 384 400 6
Interest paid
利息支払(財務CF)
-356 -344 -373 -302 -373
Dividend paid
配当支払(財務CF)
-646 -752 -822 -968 -386

2020年中間決算は減収でした。
約3か月高速道路無料の影響で、
2019年買収込みで-39%、買収除いて-53%の減収でした。

減収のほか、関連会社からの利益赤字、ファイナンスコスト増加により
利益は赤字で、中間無配でした。



■8月までの月次


9/25に発表された8月の月次で、
(ホルダーだからか?)そんなに悪い内容には思えなかったです。

<前提>

過去の増収率と、利益率をまずは前提として、




過去10年、増収率がだいたい5%~10%台、
利益率が50%~60%でした。


<月次の考察>

5月~8月の月次の状況です。




既存の高速道路の売上がほぼ前年並みになっています。

ただ、比較的利益の多い関連会社Humen Bridgeの分だけ、
全社の利益率は下がりそう。



今期前年並み、来期通常ペースの増収が達成できれば
2020年、2021年もアナリスト予想くらいになりそうな気がしてます。


減益、減配になりそうな2020年はともかく、
2021年は予想PERや予想配当利回りから考えて
とても安い株価に感じる
んですが・・・。




ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。






2020/03/11

(01052)越秀交通基建 減配なし7年 配当7.1% 2019年期末


7年減配してない(01052)越秀交通基建について

実績PER 7倍
実績配当利回り 7.1%
時価総額 約1200億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末配当 権利落 6月上旬→支払 6月下旬
・中間配当 権利落 11月中旬→支払 11月下旬

【2018】中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)


■どんな会社?


中国南部で高速道路、橋の運営を行います。
事業エリアは、以下の図の個所になります。※図は2018年annual reportから



上記図に加えて、2019年11月に3本の高速道路を買収しました。
買収は2015年以来です。

Hancai、Han'e、Daguangnanの3本とも
湖北省(HUBEI)の武漢(Wuhan)のとても近くの高速道路です。





■配当履歴


2001 0.0250
2002 0.0600(+140%)
2003 0.0850(+41%)
2004 0.0975(+14%)
2005 0.1000(+2%)
2006 0.0700(-30%)
2007 0.1350(+92%)
2008 0.1600(+18%)
2009 0.1600(+0%)
2010 0.2200(+37%)
2011 0.2400(+9%)
2012 0.2000(-16%)
2013 0.2600(+30%)
2014 0.2800(+7%)
2015 0.2800(+0%)
2016 0.3300(+17%)
2017 0.3600(+9%)
2018 0.3900(+8%)
2019 0.3900(+0%)

2019年の配当は横ばいでした。
配当性向は2016年以降、50%台を推移しています。

2020年は減配の可能性が高いです。(理由は後述)





■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2015年2016年2017年2018年2019年
Revenue
売上
2226
(+19%)
2519
(+13%)
2702
(+7%)
2847
(+5%)
3023
(+6%)
Profit attributable to
Shareholders of the Company
最終利益
532
(-12%)
918
(+72%)
947
(+3%)
1054
(+11%)
1137
(+7%)
Basic and diluted earnings per share
一株利益
0.31 0.54 0.56 0.63 0.67
Net cash generated
from operating activities
営業CF
1439 1721 1943 2096 未発表
Net cash used in
investing activities
投資CF
-1327 289 144 472 未発表
Net cash used in
financing activities
財務CF
-354 -1853 -289 -3069 未発表
Payments of construction costs
under service concession
upgrade services
運営保守(投資CF)
-220 -43 -88 -77 未発表
Purchase of property, plant and equipment
設備投資(投資CF)
-11 -11 -20 -15 未発表
Acquisition of subsidiaries
子会社買収(投資CF)
-1593 -179 -9 0 未発表
Dividends received from
associates, joint venture
子会社からの配当(投資CF)
313 251 340 384 未発表
Interest paid
利息支払(財務CF)
-341 -356 -344 -373 未発表
Dividend paid
配当支払(財務CF)
-691 -646 -752 -822 未発表

2019年決算は増収、増益でした。

粗利は前年とほぼ横ばいでしたが、
ファイナンスコスト(借入金利横ばい、為替損、評価損の減少)が下がり
トータルでは増益でした。


■プラスの要素


高速道路の買収で売上、利益が積み上がります。

高速道路別売上です。




約50日の連結で、会社全体の3%弱の売上を占めています。
通年になると20%前後になるのでしょう。


高速道路別粗利です。




約50日の連結で、会社全体の約2.3%の粗利を占めています。
通年になると15~16%くらいになるのでしょう。
粗利率は他の高速道路よりやや低めです。


買収した高速道路は運営期間が19年、23年残っていて
道路運営キロ数もしばらくは大きく変わらないと思われます。








■マイナスの要素


コロナウイルスの影響により、中国政府統計で1/10~2/18に高速道路で移動する人が
前年比-50.8%減となりました。

また、コロナウイルスの政府方針で、
「2/17よりコロナウイルスの感染を抑え込む作業が終わるまで」
高速道路料金が無料となりました。


当社にとって売上が0になり、負債の返済ペースが遅れる。
ただ、(2/15の政府通達後、決算発表の3月時点でも)今後の政府方針を注視するしかない。
と会社コメントされています。
The Group will continue to monitor the situation closely.

(中略)

It is expected that the overall performance of the Group for FY2020 would be adversely affected by the Covid-19 epidemic and the Toll Fee Exemption, (loss of toll revenue and slower rate to cut the debts).


それをふまえて2020年の業績を考察してみました。
高速道路無料が1か月経つと、
売上が1/12減るシミュレーションをしてみました。




4か月無料が続くと、赤字転落してしまいそうです。
アナリストコンセンサス予想は、無料3か月に近い予想になっていました。

この記事を書いている3月中旬時点ですでに1か月ほど経過してますので、
国の補助金等がなければ、減配になる可能性が高いとブログ主は考えています。


ただ、2021年は通常営業に戻って
増配基調に戻ることがコンセンサスになっていました。




ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。