2020/04/30

【2019】中国 連続増配銘柄(5年~9年)


中国の連続増配銘柄(dividend growth stocks)の5年~9年編です。
57銘柄あります。


注)2020/4/25時点で調査した一覧です。

19末決算と配当発表が4月にずれこんだ会社もそこそこあるようなので、暫定版です。
後から気付いたものは追加しています。(例)01066:ウェイガオグループ(4/29)

2020/6/13時点で最終版見直し → 変更なし。





■連続増配5年~9年の銘柄


連続増配年数銘柄コード銘柄名予想配当利回業種
900371北控水務6.6%水道
901299AIAグループ1.8%保険
902607上海医薬3.7%医薬
800390中国中鉄3.9%建設
800884旭輝控股6.9%不動産
801109華潤置地4.1%不動産
801169海爾電器2.1%家電
801339中国人民保険4.5%保険
801628禹洲地産10.7%不動産
801686サンイービジョン2.6%IT
801830必痩站-サービス
700240利基控股-建設
700345維他ダイ国際1.5%食品
700436新宇環保-廃棄物処理
700636ケリー・ロジ2.3%運輸
700867康哲薬業4.6%医薬
701061億勝生物科技1.8%医薬
701233時代中国控股8.2%不動産
701316ネクスティア5.0%自動車
701883中信国際電訊7.4%通信
703613北京同仁堂2.2%医薬
600002中電控股3.8%電力
600020ウィーロック3.0%コングロマリット
600916龍源電力3.4%電力
600945マニュライフ6.2%保険
601066ウェイガオグループ1.1%その他製造
601093石薬集団1.4%医薬
601238宝龍地産9.6%不動産
601336新華人寿保険3.7%保険
601448福寿園国際1.4%サービス
601816中国広核電力4.4%電力
601848中国飛機租賃11.3%金融
603883中国奥園集団10.1%不動産
603968招商銀行3.8%金融
500008PCCW6.8%通信
500034九龍建業-不動産
500267中国中信5.5%コングロマリット
500552中国通信服務3.2%通信用機器
500696トラベルスカイ1.6%IT
500700テンセント0.3%IT
500855中国水務集団5.4%水道
500868信義ガラス6.1%ガラス
501113長江実業集団4.3%不動産
501268中国美東汽車2.2%卸売
501310香港寛頻5.8%通信
501558東陽光長江薬業5.7%医薬
501618中国冶金科工6.4%建設
501717澳優乳業1.9%食品
501918融創中国4.9%不動産
501966中駿集団8.7%不動産
502666通用環球医療7.6%金融
502669中海物業0.7%不動産
503380龍光地産7.8%不動産
503396聯想控股4.2%コングロマリット
506033電訊数碼-通信
506823香港電訊SS5.6%通信
506836天韻国際6.4%食品





調べ方は、【2019】中国 連続増配銘柄(10年以上)と同じです。

【2019】中国 連続増配銘柄(10年以上)
【2019】中国 連続減配なし銘柄(10年以上)
【2019】中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)

【2018】中国 連続増配銘柄(10年以上)




ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





2020/04/28

【2019】中国 連続増配銘柄(10年以上)


中国の連続増配銘柄(dividend growth stocks)を調べてみました。
香港取引所の銘柄で、調査期間は、2000年~2019年です。
ですので、最大は19年です。



■連続増配10年以上の銘柄

連続増配年数銘柄コード銘柄名予想配当利回業種
19※注01038長江インフラ5.3%電力・ガス・水道
1900688中国海外発展4.2%不動産
18-
17-
16-
15※注01044恒安国際集団3.9%生活必需品
1502313申洲国際集団2.0%繊維・アパレル
1400823Link REIT4.2%REIT
13-
1201193華潤ガス2.0%電力・ガス・水道
1100270粤海投資3.8%コングロマリット
1100384中国ガス1.8%電力・ガス・水道
1100669創科実業2.0%家電
1100960龍湖集団3.9%不動産
1101099国薬控股3.6%医薬・バイオ
1000808プロスペREIT7.2%REIT




※(01038)長江インフラは、annual report によると、
 23年連続増配しているそうです。

※(01044)恒安国際集団は、特別に一覧に追加。
 当サイトの下記調査方法では支払い通貨の条件にあてはまり連続増配になりませんが、
 実質的な連続増配銘柄であることを目視で確認できたため。


かなり狭い条件で調べてますので、
実際はもっと該当銘柄があると思います。
(詳細な条件は、下記調査方法参照)

例えば(00700)テンセントが1株→5株に株式分割した処理。
プログラム的に激難で、今年も断念しました



以下の銘柄が、10年以上の仲間に加わりました。

・(00808)プロスペREIT


以下の銘柄が、連続増配9年→10年になりませんでした。

・(00014)希慎興業(配当変わらず)
・(00179)ジョンソン・エレク(配当変わらず)
・(00778)フォーチュンREIT(配当変わらず)


【2019】中国 連続増配銘柄(5年~9年)
【2019】中国 連続減配なし銘柄(10年以上)
【2019】中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)

【2018】中国 連続増配銘柄(10年以上)



■調査方法(注意事項)


一言でいうと、2018年と同じ調査方法です。

 1.株式分割等、コーポレートアクションは
   考慮対象外となっています。

   例えば、以下のような履歴ですと、
   株式分割で株数が2倍になり、
   もらえる配当は実質16ですが、
   連続増配の対象とはなっておりません。

    2016年 配当   10
    2017年 株式分割 1→2
    2017年 配当   8

 2.特別配当と、普通配当の区別をしておりません。

   以下のような例ですと、2017年は減配と
   みなしています。

    2015年 配当 10(普通10)
    2016年 配当 30(普通15+特別15)
    2017年 配当 20(普通20)

 3.支払い通貨による差を考慮していません。

   支払い通貨は、香港ドル、人民元、米ドルが
   多いです。ある銘柄では、支払いを年ごとに変えて
   (香港ドル→米ドル)ケースもありますが、
   同一通貨とみなしています。

    2016年 配当 10香港ドル(≒140円)
    2017年 配当 2米ドル(≒200円)
    →10から、2へ減配とみなす。





ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





2020/04/24

インフラファンドを半分売却


インフラファンドを半分売却しました。
その時の考えを残しておこうと思います。

9281:保有継続
9282:売却
9283:売却
9284:売却


結論としては、
業績悪化して減配する確率はこれまではほぼ0と思っていましたが、
電力需給面から考えて、今後1~2年で
ほんの少しでも減配する確率が生じたように感じ、半分売却しました。


■電力供給面から


再生可能エネルギーが数多く導入されたことから、
送電線の容量を越えるような供給過剰になりつつあるようです。

経済産業省のエネルギー関連の検討内容(2020/3/10)です。






「中三社(東京・中部・関西)エリアにおいても出力制御等が起きうる状況が
生じつつある。」と述べられています。


出力制御が起きた場合、インフラファンドの収入が減る可能性があると思います。
※(9283)日本再生可能エネルギーインフラや、(9284)カナディアンソーラーインフラが
九州電力出力制御の影響に関するお知らせを出しています。






■電力需要面から


また、需給バランスによって、電気が余るおそれがある場合に出力制御が行われます。




東電関電中電から公表されている日次の電力使用実績(4/21分まで)を
見てみると、3~4月に前年比電力使用量が5%前後減っています。










また、今後の見通しとして、証券会社によっては
2020年4-6月の電力需要が前年比-20%減を予想しているところもありました。



「企業活動が止まると、電力消費も止まる」のグラフ。


なので、九州電力以外にも出力制御が広がる可能性を考慮しました。

その中でも利益超過分配金をたくさん出している銘柄は利益率が相対的に低く、
数%の減収でも、減益幅がより大きくなりそう(そうなると減配幅も大きい懸念)
なので、売却しました。






ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





2020/04/19

(01044)恒安国際集団 2019年期末決算 配当4.1%


隠れ連続増配銘柄の(01044)恒安国際集団について


予想PER 16倍
予想配当利回り 4.1%
時価総額 約1兆0900億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末配当 権利落 5月下旬→支払 6月上旬
・中間配当 権利落 9月中旬→支払 10月上旬


【2018】中国 連続増配銘柄(10年以上)



■どんな会社?


生理用品、ティッシュ、トイレットペーパー、おむつ、
家庭用掃除用品を生産、販売します。



中国での売上が90%を越えます。



中国以外では、フィリピン、インドネシア、シンガポール、アメリカ、
ロシア等、45か国に進出しています。




■配当履歴


2000 0.180 HKD
2001 0.200 HKD(+11%)
2002 0.180 HKD(-10%)
2003 0.220 HKD(+22%)
2004 0.220 HKD(+0%)
2005 0.280 HKD(+27%)
2006 0.430 HKD(+53%)
2007 0.600 HKD(+39%)
2008 0.720 HKD(+20%)
2009 1.100 HKD(+52%)
2010 1.300 HKD(+18%)
2011 1.350 HKD(+3%)
2012 1.700 HKD(+25%)
2013 1.850 HKD(+8%)
2014 2.000 HKD(+8%)
2015 2.100 HKD(+5%)
↓↓人民元表記に変更↓↓
2016 1.950 RMB(-7%):2.2790 HKD
2017 2.100 RMB(+7%):2.3970 HKD
2018 2.200 RMB(+4%):2.5728 HKD
2019 2.250 RMB(+2%):2.4834 HKD


2016年から会社発表の配当表記が香港ドルから人民元に変わりました。

2005年以降、実質15年連続増配しています。




■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2015年2016年2017年2018年2019年
Revenue
売上
18662
(-21%)
19277
(+3%)
18079
(-6%)
20513
(+13%)
22492
(+9%)
Depreciation of property, plant and equipment
減価償却費
571 626 666 721 745
Profit for the year attributable to
Shareholders of the Company
当期純利益
3259
(-16%)
3596
(+10%)
3794
(+5%)
3799
(+0%)
3907
(+2%)
Net cash generated from operating activities
営業CF
3470 4086 4026 3961 3415
Net cash used in investing activities
投資CF
-1224 -1780 -3547 -895 1113
Net cash generated from financing activities
財務CF
-5134 -2390 952 953 -6538
Interest received
金利受取(投資CF)
524 369 409 690 1037
Purchase of property, plant and equipment,
intangible assets, and land use rights,
including additions of construction-in-progress
設備投資(投資CF)
-867 -901 -888 -701 -898
Acquisition of subsidiaries, net of cash acquired
子会社買収(投資CF)
0 0 -79 -110 -39
Investment in associates
関連会社投資(投資CF)
0 0 0 -101 0
Interest paid
金利支払(財務CF)
-297 -261 -358 -571 -808
Buy-back of shares
自社株買(財務CF)
-387 -719 0 -590 -215
Dividend paid
配当支払(財務CF)
-2068 -2197 -2470 -2593 -2617

2019年の増収率は+9%でした。
主力のティッシュ事業が+12%、生理用品-1%、おむつ-6%でした。




2019年の増益率は+2%でした。
原料のパルプ安により粗利が+10%増益でした。
広告費が2倍以上に増えて、営業利益は+4%増益でした。






また、ブログ主が中間決算時点で営業キャッシュフローが
かなり減少していることを懸念(株買いを躊躇)していましたが、
通期では、例年並みの水準でした。





■2020年見通し


同業他社の(ほぼ中国のみの)業績です。




2019年は各社とも1桁台の売上成長でした。

恒安国際は、2020年上期も原料パルプ価格が安いままであることを見込んでいます。
The Group expects the wood pulp prices to stay at the low levels in 1H 2020, helping further improve the gross profit margin

ユニ・チャームは、2/13時点で+1~+5%の売上高伸長率を見込んでいます。

■おむつ事業


おむつ事業は、ここ数年減収が続いていましたが、
2020年にも増収に転じる可能性を感じました




2015年ごろからオンライン販売(EC)へ注力し始めました。
売上もその頃から高水準の減収が続いています。

原因は、オンライン販売のほうがやや単価を安く販売してるのではないかと推測します。
Gross profit margin dropped to around 46.9% (2016: 50.8%) due to increased prices of major raw material petrochemical products and price gap between e-commerce channel and traditional channel

(2017年決算説明より)

2019年まで毎年オンライン販売の売上比率が増加してきました。

言い換えると、単価の安いオンライン販売が伸びて、
単価の高い店舗販売が縮小していたと推測します。


ただ、2019年中間、期末はともに「オンライン販売比率40%以上」という表現でした。

つまり、価格ミックスがもうそれほど変わらないのなら、
数量増によって、増収となる可能性が生じるのでは?と感じました。



ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





2020/04/11

(00371)北控水務の"annual report 2019" 確認ポイント


(00371)北控水務の"annual report 2019" が例年4月下旬ごろに発表されます。
それに向けて、ブログ主なりの確認ポイントをまとめておきます。


現状は、予想PER6倍、予想配当利回り6.5%、
5年くらい株価があがらない低評価になっています。




2~3年後に?以降の確認ポイントの見通しが良くなってくれば、
中国の水道銘柄全般が再評価される可能性がありそうな気がしています。

営業キャッシュフローの黒字化が確認できれば
ブログ主は株を買いたいと考えています。


なお、2019年のバランスシート、損益計算書は2020/3/30に発表済みです。

■確認ポイント概要


確認ポイント4点で考えています。

1.営業キャッシュフロー
新規投資減少or鈍化により、マイナスが改善しているか?

2.投資キャッシュフロー
PPPで積み上がっている水道料受取権の売却が進んでいるか?

3.借入金利
借入金利は下がっているか?

4.上下水道運営事業の利益率
上下水道運営事業の利益率は改善しているか?





■1.営業キャッシュフロー詳細


報道によると、2018年決算時に営業キャッシュフローの赤字を3~5年で0にする
会社目標があるようです。

新しい水処理場を作る設備投資(≒売掛金)を減らして、
営業キャッシュフローが黒字化する方向にあるか?を確認ポイントの1つにしています。




■2.投資キャッシュフロー詳細


会社の"light-assets strategic"ライトアセット方針の施策の1つと
ブログ主が考えていることですが、
売掛金的なもの(PPPで積み上がっている水道料受取権)を売却して
キャッシュ化が進んでいるか?を確認ポイントの1つにしています。




■3.借入金利詳細


とはいえ、売上、利益は伸びているのに、
営業、投資キャッシュフローの問題のために
多額の借入が必要という構図は数年続くと思います。

そのため、単純に、借入金利が下がると当社にとってプラスです。




■4.上下水道運営事業の利益率詳細


ITの技術で、上下水道の運営をリモートで一元管理するプラットフォームと、
それに対応した水処理施設建設を2018年ごろから広げているようです。




おそらくコスト削減につながるのではないかと。


この項目を粗利率で考えると、2019年の結果が出ています。




効果が出ているような、出ていないような?


また、建設サービスの利益率向上は、
おそらく2019年あたりから利益重視に方針転換した効果なのでしょう。
With respect to market selection, the investment focused on “high-yield, lowconsumption, low-risk and future-oriented” advantage areas and high-quality projects, increased the expansion of urban-level projects, and vigorously opened new tracks such as municipal pipeline networks, water supply business and smart city construction.



ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





2020/04/05

2019年の受取配当金と、金額順保有銘柄


2019年の受取配当金と、金額順保有銘柄について。

「2019年の運用成績と、保有銘柄」とあわせてどうぞ。

■受取配当金


2019年は、224万円でした。
年初見込んでいた予想の240万円よりやや少なかったです。


2018年から増加した要因は、増配です。

予想より少なかったのは、円高と配当再投資が
予定より少なかったためです。



アナリストの業績予想等から算出した2020年の配当金は、
250万円程度になる見込みです。

その多くは増配によるものですが、
保有銘柄の中では(WBK)ウエストパック銀行が減配の見込みです。


気が早いですが、
2021年は、保有銘柄の(01052)越秀交通、(02777)富力地産
が減配見込みです。








■金額順保有銘柄


2019年末時点、ブログ主の保有銘柄(金額順上位6銘柄)です。
※上の段が銘柄コード、下の段が銘柄名です。
銘柄コードが数字のものは、中国株。英字のものは、米国株です。

2016年2017年2018年2019年
1位00384
チャイナガス
00384
チャイナガス
00384
チャイナガス
00384
チャイナガス
2位00066
香港鉄路
MO
アルトリア
00270
粤海投資
00270
粤海投資
3位01038
長江インフラ
00066
香港鉄路
MO
アルトリア
V
ビザ
4位JNJ
ジョンソン
・エンド・
ジョンソン

売却済
00270
粤海投資
V
ビザ
T
AT&T
5位WFC
ウェルズ・
ファーゴ

売却済
WBK
ウエストパック
銀行
00066
香港鉄路
MO
アルトリア
6位V
ビザ
01038
長江インフラ
D
ドミニオン
00066
香港鉄路


上位6銘柄で、PF全体の70%~80%を占めています。

2019年にAT&T、ドミニオンを買い増ししました。
アルトリアと、香港鉄路の株価が低迷したため、順位が入れ替わりました。


2020年3月末時点で、AT&Tとアルトリアが含み損です。
アルトリアは、電子タバコが芳しくなければ投資失敗で売却可能性を考えています。


保有銘柄は、
連続増配している銘柄という共通点があります。





ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





2020/04/02

(00788)中国鉄塔 配当1.3% 2019年期末決算


(00788)中国鉄塔 配当1.3% 2019年期末決算を確認します。


■業績


四半期ごとの業績です。

サイト数テナント数売上当期純利益
2018 1Q17244380
2Q1879275818091830
3Q1917286518307751
4Q1947.63009.218177689
2019 1Q1967.53076.2188971284
2Q19543082190831264
3Q1973.93165190611325
4Q19943239193871349

2019年の売上は+6%の増収でした。

四半期ごとに見ても、テナント数の増加に伴い着実に売り上げが増えており、
景気の影響をかなり受けにくいビジネスモデルと感じます。

また、「発表時点でコロナウイルスの影響はなし。」とコメントされていました。
As at the date of this announcement, the Company was not aware of material adverse effects on the financial statements as a result of the COVID-19 outbreak.




■大手キャリア3社の設備投資計画


当社は中国移動、中国テレコム、中国ユニコムからの売上が90%以上を占めます。
3社の2020年の設備投資計画を確認します。




2019年は、3社合計の設備投資実績が+4.5%、
中国鉄塔の売上実績が+6.4%でした。

2020年の3社合計の設備投資予定が+11.7%です。


設備投資の詳細な費目のうち、どれが中国鉄塔向けかわかりませんが、
ここから考察すると、中国鉄塔の2020年売上成長率は
+10%前後期待できそうな感じがします。


■テナント率と営業利益率


テナント率(tenancy ratio)が上がると、利益率が向上します。




おおよそテナント率が0.1ポイント上昇すると、
営業利益率が2.0ポイント比例的に上昇しました。

※会計基準の変更で営業費用の一部が、経常費用に変更され
営業利益がやや大きくなっています。
(が、テナント率と営業利益は本来指数的に増えると思います。)




また、決算後の電話会議に関する報道で
2022年までにテナント率1.72を達成する自信がある」と報道されていました。

それらを総合的に考えて、業績を予測してみました。




そうすると、2022年までの平均成長率(CAGR)が+10%~+15%になりました。
(なお、アナリストコンセンサス予想はもう少し高いです。)



業績リスクが少なくて(と感じていて)、この成長率からすると、
ブログ主的には高くてもPER30倍が買える限度と思っています。

もう少し株価が安くなってくれれば買いたい銘柄です。



ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。