2020/07/13

(02313)申洲国際集団 連続増配15年 配当1.9% 2019年

(02313)申洲国際集団 連続増配15年 配当1.9%
連続増配15年を継続中の(02313)申洲国際集団について

予想PER 25倍
予想配当利回り 1.9%
時価総額 約1兆9000億円

【2019】中国 連続増配銘柄(10年以上)

■どんな会社?

ユニクロ、NIKE、ADIDAS、PUMA、安踏体育、特歩国際等へ
スポーツウェアをOEM供給します。




工場で働いている方が、
ミシンでなくパソコンを操作してるのが印象的でした。




中国以外では、ベトナム、カンボジアに工場があります。




■配当履歴

2005 0.02
2006 0.15(+650%)
2007 0.16(+6%)
2008 0.20(+25%)
2009 0.35(+75%)
2010 0.36(+2%)
2011 0.50(+38%)
2012 0.70(+40%)
2013 0.75(+7%)
2014 1.00(+33%)
2015 1.07(+7%)
2016 1.20(+12%)
2017 1.45(+20%)
2018 1.75(+20%)
2019 1.90(+8%)

15年連続増配しています。
配当性向は例年50%前後です。





■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2015年2016年2017年2018年2019年
Sales
売上
12639
(+13%)
15099
(+19%)
18085
(+19%)
20950
(+15%)
22665
(+8%)
Profit for the year
Attributable to Owners of the parent
最終利益
2354
(+13%)
2947
(+25%)
3762
(+27%)
4540
(+20%)
5095
(+12%)
Net cash flows from operating activities
営業CF
2259 3061 3689 4118 5604
Net cash flows used in investing activities
投資CF
-1394 -2487 -1726 -1463 -3152
Net cash flows used in financing activities
財務CF
-509 -346 -1596 -1671 -988
Purchases of items of
property, plant and equipment
設備投資
-1859 -2090 -1172 -1647 -2541
Dividend paid
配当支払
-1103 -1254 -2483 -2057 -2402

2019年は+8%の増収でした。
2019年はアパレル製品に対する世界的な需要のスローダウンにより、
増収率が減少した。と説明しています。

2019年は+12%の増益でした。
生産コスト増により、増益率が減少した。と説明しています。


■2020年上期の状況


報道によると、会社からの説明は、
5か月の注文にはほとんど影響がなく、
生産能力は90%を越えているようです。

一方で、販売先の業績を比較してみると、



特に売上規模の大きい
NIKE、ADIDAS、ユニクロ(ファーストリテイリング)は
直近の売上がかなり悪化しておりました。


NIKEは、5月末の決算説明会で、
First, we modified our near-term inventory buying plans and proactively canceled pre-COVID-19 factory purchase orders for the fall and holiday seasons by roughly 30% on a unit basis, and while this had a negative impact on gross margins in Q4, it was the right decision to tighten future inventory movement through our supply chain and utilize the inventory we have on hand.
在庫の発注をコロナ前より30%減らした。
とコメントしていました。

言い換えると、申洲国際にとっての受注が
30%前後減っている可能性がありそうです。


また、ユニクロ(ファーストリテイリング)は、5月末の決算説明会で、


在庫過剰であること。
過剰な在庫は来期にかけて消化していく計画であること。

をコメントしています。

なので、ユニクロからの受注も今後鈍化する可能性がありそうです。



とはいえ、スポーツ産業は例えば中国政府の
「十三次五年計画(2016-2020年)」で
市場規模を発展させるような産業でした。

2014年:1兆3500億元
2020年:3兆元以上目標


ので、今の時期を乗り越えれば、
また高成長に戻ると見ている証券会社もあるようです。



ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





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