2022/01/20

(00883)CNOOC(中国海洋石油) 配当8.7%


(00883)CNOOC(中国海洋石油)について

最近、(00883)CNOOCと、(CVX)Chevronを買いました。

2014年の利益がたくさん出ていた時代に肉薄する利益なのに、
株価は当時の水準ほどでもなく、
利益が多いなら配当をたくさんもらえそう。とかそういう理由です。



予想PER 5倍
予想配当利回り 8.7%
時価総額 約6兆円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末配当 権利落 6月上旬→支払 7月上旬
・中間配当 権利落 9月上旬→支払 10月上旬


■どんな会社?


中国国内外で原油・ガスを掘る会社
中国国内と海外の資産が約半々で、渤海油田が最大。




■配当履歴


2001 0.1500(-)
2002 0.4100(+173%)
2003 0.3800(-7%)
2003 株式分割 1株→5株
2004 0.1600(-57%)
2005 0.2000(+25%)
2006 0.2600(+30%)
2007 0.3000(+15%)
2008 0.4000(+33%)
2009 0.4000(+0%)
2010 0.4600(+15%)
2011 0.5300(+15%)
2012 0.4700(-11%)
2013 0.5700(+21%)
2014 0.5700(+0%)
2015 0.5000(-12%)
2016 0.3500(-30%)
2017 0.5000(+42%)
2018 0.7000(+40%)
2019 0.7800(+11%)
2020 0.4500(-42%)
2021 0.3000(中間まで。)


2021年は特別配当、2022年から2024年は配当性向40%以上、HK$0.70以上の配当を計画しています。
ちなみに、2020年の配当性向は上期が78%、下期が67%








■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2017年2018年2019年2020年2021年
(中間まで)
Revenue
売上
186390
(-)
227711
(+22%)
233199
(+2%)
155372
(-33%)
110233
(+47%)
Profit for the year attributable to
Owners of the parent
最終利益
24677
(-)
52688
(+113%)
61045
(+15%)
24956
(+-59%)
33329
(+220%)
cash flows from operating activities
営業CF
94734 123883 123521 82338 64159
cash flows from investing activities
投資CF
-64411 -94861 -67457 -50850 -31870
cash flows from financing activities
財務CF
-31271 -27370 -37691 -38698 -8653
depreciation, depletion and amortisation
減価償却費
-61257 -50640 -57699 -52306 -28916
Capital expenditure
設備投資(投資CF)
-47734 -50411 -66395 -71000 非公開
Interest paid
金利支払(財務CF)
-5154 -5147 -5998 -6000 非公開
Dividends paid
配当支払(財務CF)
-16448 -23523 -28973 -25851 非公開

Q3の業績の一部が公開されていて、RMB163,664(million)と昨年1年間の売上を越えています。
原油価格上昇と、数量増によってもたらされたとコメントされています。




■同業他社との比較


中国の石油大手3社、米国の石油大手2社を比較しました。

(00883)CNOOC
(00386)SINOPEC
(00857)PETROCHINA
(XOM)Exxon Mobil
(CVX)Chevron


純利益の推移比較です。



(00857)ペトロチャイナが2022年1月に2021年度の利益見込みをRMB90.0 billion~RMB94.0 billionと発表しました。
この利益は石油企業の利益が大きかった2014年に近い値になっています。

なお、グラフは間をとってRMB92.0 billionを採用しています。

もう少し詳細に、直近の四半期業績と2014年を比較してみます。



どの会社も直近の業績がとてもよくて、
CNOOCの業績も良いんじゃないかな?と思いました。

■2022年以降は?


OPECによると、原油需要は戻りそう



原油価格は横ばいかもしれない



たとえばEIA(米国エネルギー情報局)によると、いまのところ米国でもそこまで積極的に原油を掘る(Rig count)状況にはなってなさそう




そういう状況下で、CNOOCは2022年の石油・ガスを掘る計画を増量してきました。



価格、数量がともに計画どおりに運べば、
2022年もかなりの利益が出るかもしれないので、この銘柄を買ってみました。




ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。




2022/01/10

2021年の運用成績と、保有銘柄


2021年の運用成績と、保有銘柄について

■運用成績

-17.2%でした。

(参考)
・ハンセン指数 -14.1%
・S&P500 +27.7%
・日経平均   +4.9%

PFで一番保有している中国ガスの株価が半分になりました。
貧乏すぎて毎日もやしで生活









■保有銘柄


2021年末時点、ブログ主の保有銘柄です。


2021年の取引

・新規買 (02318)平安保険
・新規買 (DUK)デュークエナジー
・追加買 なし

・全株売 (02777)富力地産
・全株売 (BMY)ブリストルマイヤーズ
・全株売 (T)AT&T
・一部売 なし

銘柄の入れ替え
・BMY→DUK
・02777→02318



銘柄コード銘柄名業種予想配当利回り連続増配年数
中国00384中国ガス公益(ガス)3.0%12
00270粤海投資公益(水道)6.1%12
00066MTR運輸(鉄道)2.9%2
01038長江インフラ公益(電力)5.1%25
01052越秀交通運輸(道路)15.9%0
00002CLP公益(電力)4.0%7
00656復星国際コングロマリット5.1%0
01426SPRINGREITREIT-1
03319雅居楽雅生活服務不動産5.8%3
02318平安保険保険4.5%5
00008PCCW通信8.2%0
00101恒隆地産不動産4.8%0
00939建設銀行銀行7.4%5
01310HKBN通信8.4%6
米国MOアルトリア生活必需品7.2%
VVISAソフトウェア0.6%
WBKウエストパック銀行銀行5.6%
PGP&G生活必需品2.1%
JNJジョンソン&ジョンソン医薬2.4%
JPMJPモルガン銀行2.3%
DUKデュークエナジー公益(電力)3.7%