(PG)P&Gの2019年12末決算を確認します。
■業績概要
売上、営業利益、営業利益率の推移です。
※2019/4Qの営業利益から、特殊な赤字(ジレットののれん減損)を除いています。
売上は、+5%増収。
営業利益は、+15%増益。
営業利益率は、2.3ポイント(22.3%→24.6%)改善。
■売上の増加要因
売上の変動要因の推移です。
※買収、事業売却等の影響が含まれています。
1Qと比べて2Qは数量、製品構成による売上成長率が下がりました。
買収、事業売却等の影響を除いたオーガニック売上成長率の推移です。
こちらも同様に、1Qと比べて2Qは数量による成長率が下がりました。
また、価格(売上と数量の差異)による成長率も下がりました。
部門ごとに見ると、
売上金額の大きい部門の数量成長率が下がって、
売上金額の小さい部門の数量成長率が上がっています。
↓売上の大きい「Fabric & Home Care」、「Baby, Feminine & Family Care」の製品
■営業利益率の増加要因
会社の説明によると、
生産性の向上、価格効果が1年前から続いています。
それに加えて、原材料価格の低下が2019年7月以降で続いています。
■2020年6末通期の見込み
各決算時点における2020年6末通期の見込みです。
(おそらく実績を反映して)
通期の売上、EPS見通しが決算ごとに引き上げられています。
設備投資の比率が一定で、(フリーキャッシュフロー/当期純利益)率が
上がってますので、より少ない設備投資で多くの
フリーキャッシュフローを獲得できていることになります。
また、株主還元も自社株買いの下限が引き上げられました。
特に異常もなさそうなので、
ブログ主が保有してる株は引き続きホールドですね。
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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