2020/05/27

(09988:BABA)アリババ 2020年3末決算 アリババクラウドについて


「新基建」のキーワードに影響されて、
(09988:BABA)アリババの、「アリババクラウド」を考えてみました。



■クラウド部門業績(年次)


クラウド部門に限定した業績(年次)推移です。

売上
Revenue


(a)
営業利益
Income (loss)
from
operations
(b)
調整後EBITA
Adjusted EBITA


(c)
減価償却費
depreciation
and
amortization
(d)
調整後
EBITDA


(e)=(c)-(d)
調整後
EBITDA
利益率

(f)=(e)/(a)
20163,019-2,605-1,252-1,116-136-4.5%
20176,663-1,681-476-1,43896214.4%
201813,390-3,085-799-3,0472,24816.8%
201924,702-5,508-1,158-6,5805,42221.9%
202040,016-7,016-1,414未発表

(e)の調整後EBITDA、(f)の調整後EBITDA利益率は、ブログ主で計算しています。


会社から発表されている「営業利益」、「調整後EBITA」は赤字が続いていますが、
ブログ主が計算した「調整後EBITDA」は黒字で推移しております。

さらに、「調整後EBITDA利益率」が年々上昇しています。


売上高の増加によって利益率が上昇していくような、固定費が大きいビジネスモデルと推測します。

■クラウド部門業績(四半期ごと)


クラウド部門に限定した業績(四半期ごと)推移です。

売上前年比増収率営業利益調整後EBITA顧客数(千人)
20161Q485106%-553-368263
2Q649128%-733-386313
3Q819126%-712-332383
4Q1,066175%-607-166513
20171Q1,243156%-439-158577
2Q1,493130%-398-57651
3Q1,764115%-339-92765
4Q2,163103%-505-169874
20181Q2,43196%-532-1031,011
2Q2,97599%-697-162
3Q3,599104%-793-181
4Q4,385103%-1,063-353
20191Q4,69893%-2,074-488
2Q5,66790%-1,165-232
3Q6,61184%-1,233-274
4Q7,72676%-1,036-164
20201Q7,78766%-1,509-358
2Q9,29164%-1,928-521
3Q10,72162%-1,822-356
4Q12,21758%-1,757-179

顧客数は100万人達成後、非開示となりました。


営業利益、調整後EBITAは過去5年黒字を達成していません。
また、売上高の増収率が徐々に鈍化しています。

なぜ増収率が鈍化しているのか?もう少し詳細に見てみます。





■各期のクラウド増収理由


クラウド部門の決算コメントから、なるべく定量的な部分を抜粋しました。







上の表と、アリババクラウドのサービスメニューを見比べると、
クラウドが売上を増やせる理由はおそらく4つに分類できるように思います。

1.顧客数増
もともとクラウドを利用せず自社システムを利用していた層(on premise)を、
クラウドへ誘導することで売上増となるパターン。

2.顧客単価増(利用機能増)
例えば、クラウドをデータ管理として利用していたが、
他のAI分析機能を利用したり、社内システム構築にも利用したりと、
顧客が利用機能を増やすことで売上増となるパターン。

たしかに、日本の総務省のアンケートを見ると、
もともと、クラウドはエクセル置き場のイメージ
としか使われていなかったように見えます。





3.顧客単価増(利用件数増)
ストレージの料金体系がわかりやすいですが、
データの保存量に応じて課金されます。

データ量は基本的には減らないので、徐々に増収となる構造に思えます。





4.パブリッククラウド+ハイブリッドクラウド増
顧客数増、顧客単価増どちらにも当てはまりそうです。

不特定多数が共有するパブリッククラウドと
利用企業専用環境のプライベートクラウドを併用する(結びつける)
ハイブリッドクラウドを利用する顧客の増加。

たとえば、重大な顧客情報をパブリックに保存できないために
クラウドに移行していなかった企業等を取り込むことができそうです。


まとめると、大幅な顧客数増加は止まった(かもしれない)ものの
クラウド市場の売上成長余地は、まだまだありそうということです。

■クラウド利益面


過去の設備投資と、減価償却費を表にしました。
クラウドのR&D投資計画は、aastocksを参考にしました。




全社的に、設備投資が減価償却費を大きく上回る傾向が続いています。

amazonのAWSは利益が出ていて、アリババのクラウドは利益が出ていない理由は
おそらく、この減価償却費に対する設備投資の規模の違いなのではないかと。


ただ、2020年の全社設備投資はむしろ減少していて、仮に今後も横ばいが続き、
2023年まで今年並みの増収率(+62%)を達成すれば、
そのころ営業利益が黒字になるかもしれない・・・。




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2020/05/20

(00270)粤海投資 連続増配11年 配当3.9%


連続増配11年を継続中の(00270)粤海投資について

予想PER 19倍
予想配当利回り 3.9%
時価総額 約1兆4000億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末配当 権利落 6月下旬→支払 7月下旬
・中間配当 権利落 10月初旬→支払 10月下旬

【2019】中国 連続増配銘柄(10年以上)

■どんな会社?


香港や、広州近隣で水道事業を中心に、
不動産&デパート賃貸、ホテル、発電、道路の運営を行います。




■配当履歴


2004 0.060
2005 0.090(+50%)
2006 0.100(+11%)
2007 0.110(+10%)
2008 0.100(-9%)
2009 0.110(+10%)
2010 0.150(+36%)
2011 0.180(+20%)
2012 0.200(+11%)
2013 0.230(+15%)
2014 0.280(+21%)
2015 0.340(+21%)
2016 0.420(+23%)
2017 0.485(+15%)
2018 0.535(+10%)
2019 0.578(+8%)

2009年以降、11年連続増配しています。

以下の図のとおり、2010年以降の平均増配率(CAGR)は16.2%。
配当性向は年々増加して、約75%です。








■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2015年2016年2017年2018年2019年
Revenue
売上
9171
(+8%)
10464
(+14%)
12168
(+16%)
13363
(+9%)
16691
(+24%)
Gross profit
粗利
6143 6880 7184 7667 8758
Gain on bargain purchase
負ののれん利益
63 0 1212 296 0
Profit for the year attributable to
owners of the Company
最終利益
3905
(-12%)
4212
(+7%)
5685
(+34%)
5015
(-12%)
5044
(+0%)
Net cash flows from operating activities
営業CF
5429 6098 5071 6327 6639
Net cash flows used in investing activities
投資CF
-4543 -3266 -2062 -5348 1411
Net cash flows from financing activities
財務CF
954 -4118 -3359 -389 -5795
Increase in receivables under
service concession arrangements
サービス委譲契約の債権(営業CF)
0 -9 -464 -482 -1122
Purchases of items of property,
plant and equipment
設備投資(投資CF)
-1373 -507 -360 -577 -674
Acquisition of subsidiaries
子会社買収(投資CF)
-3077 -12 8 -2360 -1617
Increase in investments in associates
関連会社投資(投資CF)
-179 -3 -1893 -70 -383
Dividend paid to shareholders
配当支払(財務CF)
-1876 -2255 -2909 -3268 -3582


2019年末の売上は+24%の増収でした。
おもに、水処理施設建設、不動産販売が増収でした。

2019年末の最終利益は+0%の増益になりました。
おもに不動産事業の粗利率減少、負ののれん利益の消滅により、
増収率ほどの増益とはなりませんでした。



なお、本記事執筆時点で2020年第一四半期の決算が(4/28)に終わっています。
売上は3415百万ドル(+0%)、利益は986百万ドル(-17%)でした。

不動産の評価損により減益となりました。


■各事業の詳細


2019年のプレゼン資料から各事業の詳細を確認します。

<事業構成>


4事業にわかれています。
売上比率は以下のとおりです。

・水処理事業:57%
・不動産&デパート(賃貸):28%
・インフラ(電力、高速道路、橋):12%
・ホテル運営:4%






ストックビジネスらしき個所のみ状況確認をします。

<水処理事業>

水処理事業の中でも香港への供給が50%以上をしめています。(当社全体の約30%。)
その部分の売上が2020年まで香港政府と調印されています。

2020年後半に、2021年以降の契約がなされると言われており、
増えるにしても、減るにしても、不確実性という意味でリスクになります。




香港、深セン、東莞地域の水処理事業売上は、6195百万HKドル(-0%)でした。
なお、1Q2020の深セン、東莞地域向け売上は、1387百万HKドル(-22%)でした。



上記以外の地域でも水処理事業を行っています。




その他の地域の水処理事業売上は、3294百万HKドル(+63%)でした。

<インフラ(電力、高速道路、橋)>


電力。2発電所とも、やや減。




高速道路、橋。やや増。




<不動産&デパート>


不動産賃貸。やや増。




■感想


水処理会社共通の「売掛金的なもの」がかなり増えていました。




そのため増収、増益の割合ほど営業CFが増えておらず、
また、配当性向もかなり高くなってきましたので、
ブログ主の中で、これまでのような高増配率の期待はかなり下がっています。

とはいえ、増配は続くと思うので、売ることもなく、買い増しすることもなく
ホールド続けると思います。


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2020/05/16

(NEE)ネクステラエナジー 配当2.4%


(NEE)ネクステラエナジーが過去10年で成功した理由を
分析・考察していこうと思います。

そして、他の電力会社でも同様に考えられるかも考察しました。


結論は、

・風力発電のコストが低く安定してきた。
・風力発電に集中し、利益を増やしてきた。
・ただ、風力発電は設備投資に多額の設備投資がかかり、必ずしも成功するわけではない。




■業績推移概要


まずは、業績推移から。




売上は増収/減収を繰り返していますが、
(買収等の特殊要因を除いた)調整後EPSは増益を続けています。

調整後EPSの増加に伴い、増配を続けてくれています。


この理由を探るため、営業利益・営業費用を次に見ていきます。


■営業利益・営業費用


営業利益推移です。




2017年に一時的な利益がありました。
それ以外の年について、年々営業利益率が改善し
営業利益額が増加しています。

言い換えると、年々営業費用の削減に成功したと推測できます。


営業費用の詳細を見てみます。




特徴は、2点と思います。
・管理費(Other operations and maintenance)は年々少しずつ増加
・燃料費(Fuel, purchased power and interchange)は年々少しずつ減少


燃料費に関しては、2010年→2019年に売上が約+30%増に対して、
燃料費は2010年→2019年に約-30%減になっています。



燃料費の構造をもう少し詳しく見てみます。

以下の表は、NEE社を構成する子会社(FPL社、NEER社、Gulf POWER社)別に
営業利益を詳細化した表です。




天然ガスや原油による発電を主力とするFPL社は、燃料費が多くかかっています。
一方で、風力発電を主力とするNEER社は、燃料費は少なく、
管理費が多くかかっています。

また、風力発電を主力とするNEER社の営業利益率が高いです。


燃料別の発電キャパシティ推移を見てみます。




天然ガスや原油発電は5年でも減少傾向にあり、
逆に、風力発電が増加しています。




たしかに、風力発電の発電コストは過去10年で劇的に下がっており、
風力発電キャパシティの増加率より、管理費の増加率のほうが低くなっています。



この項の結論としてまとめておくと、

・風力発電のコストは低くて、安定的になってきた。(営業利益率が高い)
・そのような状況の中、風力発電の設備を増やしてきた。
・結果として、営業利益を増加させてきた。





■キャッシュフロー(設備投資)


風力発電に死角がないのか、キャッシュフロー(設備投資)の観点から見てみました。




FPL社は、営業CFと同水準の設備投資を行っています。

NEER社は、営業CFを越える設備投資?(※1)を行っています。
※1リースの説明が難解すぎて諦めましたが、リースで借りるためのお金と思われます。
  毎年多額の金額が計上されており、事業継続に必要なお金と推測したので、
  設備投資と呼ぶことにしました。


これをあわせると、フリーキャッシュフローはマイナスと解釈して
良いのではないかと、考えました。


営業CFと設備投資の推移です。




収入(=営業CF+設備売却)より、支出(設備投資FPL+設備投資NEER)の
ほうが毎年多く、不足分を借入や増資等で補う必要がありそうです。



負債残高の推移です。




負債残高はほぼ右肩あがりに増えています。


期中平均株数の推移です。




期中平均株数も右肩あがりに増えています。

EPSで考えると、分母の株数が増えていくため、EPS自体は増えにくい構造であり、
それを上回る増益を達成していかないと株価が上昇しにくいと思います。


■今後の見通し


2020/4/29に発表された会社ガイダンスによると、
2022年まで調整後EPSで+6%~+8%増益、
毎年10%程度の増配を見込んでいるようです。






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2020/05/09

(WBK)ウエストパック銀行 配当3.0% 2020中間決算


オーストラリアの4大銀行の1つ
(WBK)ウェストパック銀行
2020年3月中間決算が発表されました。



■銘柄概要


上場先:銘柄コード
オーストラリア:WBC.AU
アメリカADR:WBK

決算期:9月
予想PER:14倍
予想配当利回:3.0%


■配当推移


配当(豪ドル)
1999 0.45
2000 0.50
2001 0.90
2002 0.70
2003 0.78
2004 0.86
2005 1.00
2006 1.16
2007 1.31
2008 1.42
2009 1.16
2010 1.39
2011 1.56
2012 1.66
2013 1.94 ※うち特別配当0.2
2014 1.82
2015 1.87
2016 1.88
2017 1.88
2018 1.88
2019 1.74
2020 未定

2020年の中間配当有無は、未定になりました。
The Board has deferred the decision on determining an interim dividend and no dividend will be paid in June 2020.




■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2016年2017年2018年2019年2020年
(中間まで)
Net operating income before operating expenses
売上
20985 21802 22133 20649 10604
Net profit attributable to owners of
Westpac Banking Corporation
最終利益
7445 7990 8095 6784 1190
Diluted EPS
一株利益
2.17 2.29 2.30 1.89 0.33
Net cash provided by operating activities
営業CF
5497 2820 19802 7104 42159
Net cash provided by investing activities
投資CF
-7245 -1698 -1620 -10769 -11047
Net cash provided by financing activities
財務CF
4573 552 -11092 -3633 -7301
Loans
貸付金(営業CF)
-38082 -26815 -24740 -4188 -694
Deposits and other borrowings
預金及びその他借入金(営業CF)
38771 23062 23928 1113 12908
Dividend paid
配当支払(財務CF)
-5402 -4839 -5769 -4977 -2518


経常収益は半期の前年同期比で、
期末決算時-2.3%から、中間決算時+6.2%になりました。

税引前利益は半期の前年同期比で、
期末決算時-8.8%から、中間決算時-52.0%になりました。


減益の主な要因は2点あります。

1.営業費用増加
・AUSTRACへの罰金引当金
・顧客への不正問題による返金や訴訟対応

2.特別損失増加
・コロナ影響による貸倒引当金増加




■営業費用増加


6か月ごとの営業費用の推移です。



トータル営業費用が、5,041→4,990→6,160、と、約20%増加しています。


営業費用増加要因は、
当社が「notable items」と呼んでいる「AUSTRACへの罰金引当」と、
「顧客への不正による返金や訴訟対応(Remediation & litigation)」です。

それを除いた営業費用は、
4,767→4,803→4,970と約4%の増加です。(主にソフトの償却が増加要因)


「notable items」の推移です。



※税金の関係で、営業費用の数字と若干異なっています。


「AUSTRACへの罰金引当」は今期(1H20)計上されました。
金額は決定されてないようなので、増える可能性、減る可能性があるようです。


「顧客への不正による返金や訴訟対応(Remediation & litigation)」は
今期、前期で減少してきていますが、今後は不明です。


■特別損失増加


コロナ影響による貸倒引当金が計上されました。
貸倒引当金残高を抜粋しました。



貸倒引当金が合計で5,766あるそうです。
貸倒引当金を増やした前提が、以下の図です。



上記左上の表のGDP、失業率、不動産価格が前提になっています。

上記右のグラフが、前提に比べて

・改善する確率:5%
・前提通り確率:55%
・悪化する確率:40%


上記左下のグラフが、

・前提通りの損失シナリオ:-4,476(確率55%)
・前提より悪化のシナリオ:-7,902(確率40%)


悪化シナリオで、貸倒引当金不足で追加損失が発生しないことを祈るばかりです。


■その他、売上面


売上の大部分を占める金利収入(Net interest income)です。
貸付(当社の場合、60%以上が住宅ローン)をして金利で収益を上げる形です。





金利マージンがやや減少、貸付残高が増加しており、
やや厳しい環境に変わってきているように見えます。

■感想


ブログ主は、ホルダーなのですが、
少なくとも半年~1年は回復しないように思いました。

アナリストコンセンサスも、直近2か月くらいで急に悪化しています。


なので、今買い増すようなイメージも無く、
とはいえ一番悪そうな時に売るのも勿体ないので、
3年待つつもりで、じっとホールドしています。






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2020/05/05

【2019】中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)


中国の連続減配なし銘柄(dividend payouts no decrease)の5年~9年編です。

105銘柄あります。


注)2020/4/25時点で調査した一覧です。

19末決算と配当発表が4月にずれこんだ会社もそこそこあるようなので、暫定版です。
後から気付いたものは追加しています。

2020/6/13時点で最終版見直し
→(02222)雷士国際を追加。







■連続減配なし銘柄5年~9年の銘柄


減配なし年数連続増配年数銘柄コード銘柄名予想配当利回業種
9900371北控水務4.0%水道
9901299AIAグループ1.7%保険
9902607上海医薬集団3.2%医薬
9600945マニュライフ4.1%保険
9300588北京北辰実業-不動産
9300856偉仕佳傑4.8%IT
9301972太古地産2.7%不動産
9103360遠東宏信4.3%金融
9103618重慶農村商業銀行5.1%金融
9000012恒基兆業地産3.8%不動産
9000173嘉華国際4.2%不動産
9001186中国鉄建3.3%建設
8800390中国中鉄2.9%建設
8800884旭輝控股7.0%不動産
8801109華潤置地4.1%不動産
8801169海爾電器2.0%家電
8801339中国人民保険2.1%保険
8801628禹洲地産8.9%不動産
8801686サンイービジョン1.8%IT
8801830必痩站-サービス
8700345維他ダイ国際0.9%食品
8403328交通銀行7.4%金融
8000056聯合地産-金融
8000086新鴻基6.7%金融
8000373聯合集団-金融
8000898万事昌国際-不動産
7700240利基控股-建設
7700436新宇環保-サービス
7700636ケリー・ロジス3.5%運輸
7700867康哲薬業5.0%医薬
7701061億勝生物科技1.0%医薬
7701233時代中国控股6.8%不動産
7701316ネクスティア1.9%自動車
7703613北京同仁堂1.8%医薬
7501268中国美東汽車3.8%小売
7503380龍光地産6.9%不動産
7400411南順香港-食品
7101114ブリリアンス1.6%自動車
7000003香港チャイナガス2.0%ガス
7000035遠東発展5.8%不動産
7000489東風汽車集団4.8%自動車
7001052越秀交通基建6.2%道路
7001122慶鈴汽車-自動車
7001125麗豊控股-不動産
7003315金邦達宝嘉10.5%その他製造
6600020ウィーロック2.9%コングロマリット
6600916龍源電力2.8%電力
6601066ウェイガオグループ1.8%その他製造
6601093石薬集団1.4%医薬
6601238宝龍地産8.8%不動産
6601336新華人寿保険2.1%保険
6601448福寿園国際1.4%サービス
6601816中国広核電力4.4%電力
6601848中国飛機租賃8.6%金融
6603883中国奥園集団7.0%不動産
6603968招商銀行3.1%金融
6400656復星国際3.5%コングロマリット
6200106朗詩緑色集団-不動産
6201373国際家居零售-小売
6100367荘士機構国際-コングロマリット
6000053国浩集団-コングロマリット
6000089大生地産-不動産
6000191麗新製衣-コングロマリット
6000222ビン信集団-金融
6000468紛美包装6.0%製紙
6000563上海実業城市-不動産
6001036万科置業海外-不動産
6001100メインランド-繊維
6001213万保剛集団-電子
5500267中国中信5.5%コングロマリット
5500552中国通信服務3.2%通信用機器
5500696トラベルスカイ1.6%IT
5500700テンセント0.3%IT
5500868信義ガラス6.1%ガラス
5501113長江実業集団4.3%不動産
5501310香港寛頻5.8%通信
5501558東陽光長江薬業5.7%医薬
5501618中国冶金科工6.4%建設
5501717澳優乳業1.9%食品
5501918融創中国4.9%不動産
5501966中駿集団8.7%不動産
5502666通用環球医療7.6%金融
5502669中海物業0.7%不動産
5503396聯想控股4.2%コングロマリット
5506033電訊数碼-通信
5506823香港電訊SS5.6%通信
5506836天韻国際6.4%食品
5300535金地商置-不動産
5301308海豊国際5.8%運輸
5200090普星潔能-電力
5200095緑景中国地産-不動産
5202222雷士国際-その他製造
5100327パックスグローバル3.5%IT
5100580賽晶電力電子-電子
5106826上海昊海生物科技-医薬
5000294長江製衣-繊維
5000728チャイナテレコム4.6%通信
5000754合生創展集団-不動産
5000987中国再生能源-電力
5002307錦興国際-繊維
5003383雅居楽集団11.6%不動産
5003866青島銀行-金融
5003996中国能源建設4.1%建設
5006839雲南水務-水道
5006896金ソウ子控股-医薬




以下の33銘柄が、減配しました。

・(00694)北京首都国際機
・(00071)ミラマー・ホテル
・(00553)南京パンダ
・(00097)恒基兆業発展
・(00266)天徳地産
・(08247)中生北控生物
・(00598)シノトランス
・(00958)華能新能源
・(01030)新城発展
・(01913)プラダ
・(00576)浙江高速道路
・(01333)中国忠旺
・(01910)サムソナイト
・(02283)東江集団
・(00830)中国建築興業
・(00420)福田実業
・(01127)獅子山集団
・(00626)大衆金融控股
・(01728)中国正通汽車
・(00596)浪潮国際
・(00995)安徽高速道路
・(00320)金宝通集団
・(02006)上海錦江国際酒店
・(02788)精熙国際
・(00054)合和実業
・(00520)呷哺呷哺餐飲
・(01035)BBI生命科学
・(02202)万科企業
・(00148)キングボード
・(01105)星島新聞集団
・(01858)春立医療
・(01778)彩生活服務
・(02638)港灯電力投資SS



【2019】中国 連続増配銘柄(10年以上)
【2019】中国 連続増配銘柄(5年~9年)
【2019】中国 連続減配なし銘柄(10年以上)

【2018】中国 連続増配銘柄(10年以上)



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2020/05/03

【2019】中国 連続減配なし銘柄(10年以上)


中国の連続減配なし銘柄(dividend payouts no decrease)を調べてみました。

「連続減配なし銘柄」とは、複数年にわたって減配していない銘柄です。
「累進配当銘柄」のような銘柄の一覧です。

期間は、「連続増配銘柄」の調査期間と同じく、2000年~2019年です。

43銘柄あります。



注)2020/4/25時点で調査した一覧です。

19末決算と配当発表が4月にずれこんだ会社もそこそこあるようなので、暫定版です。
後から気付いたものは追加しています。(例)00177:江蘇高速道路


2020/6/13時点で最終版見直し
→(00032)クロスハーバーの減配なし年数=17年から12年に修正。




■連続減配なし銘柄10年以上の銘柄


減配なし年数連続増配年数銘柄コード銘柄名予想配当利回業種
191901038長江インフラ(※)5.3%電力
191900688中国海外発展4.2%不動産
19600002中電控股(※)3.8%電力
19300392北京控股4.3%コングロマリット
19300900イオン・クレジット-金融
19000177江蘇高速道路5.4%道路
18400934シノペック冠徳6.8%石油
18000216建業実業-不動産
171501044恒安国際集団3.9%生活必需品
17000014希慎興業5.5%不動産
16400016新鴻基地産4.7%不動産
16100257中国光大国際6.4%コングロマリット
16000088大昌集団6.5%不動産
16000224建生国際-不動産
151502313申洲国際2.0%繊維
15000158万邦投資-不動産
141400823Link REIT4.2%REIT
141100384中国ガス1.8%ガス
14003898株洲中車時代電気2.1%その他製造
13701883中信国際電訊7.4%通信
121201193華潤ガス2.0%ガス
12300032クロス・ハーバー-道路
12001083タウンガス4.3%ガス
111100270粤海投資3.8%コングロマリット
111100669創科実業2.0%家電
111100960龍湖集団3.9%不動産
111101099国薬控股3.6%医薬
11500034九龍建業-不動産
11500855中国水務集団5.4%水道
11000225博富臨置業-不動産
11000369永泰地産5.7%不動産
101000808プロスペリティREIT7.2%REIT
10500008PCCW6.8%通信
10400017新世界発展5.6%コングロマリット
10402128中国聯塑3.7%化学
10200029達力集団-不動産
10100992レノボグループ5.8%電子
10000131卓能集団-不動産
10000179ジョンソン・エレク3.9%機械
10000230五鉱地産-不動産
10000775長江ライフサ-医薬
10000778フォーチュンREIT7.0%REIT
10001221信和酒店-ホテル
10002356大新銀行4.0%金融
10002357アビチャイナ1.3%輸送用機器




(※)(01038)長江インフラのannual reportによると23年減配してないそうです。
(※)(00002)中電控股のannual reportによると59年減配してないそうです。


以下の銘柄が、減配しました。

・(00083)信和置業  17年減配なし→減配(特別配当なし)
・(00247)尖沙咀置業 15年減配なし→減配(特別配当なし)
・(00160)漢国置業  15年減配なし→減配(特別配当なし)
・(00385)建聯集団  13年減配なし→減配(減益)
・(01212)利福国際  10年減配なし→減配(減収)

・(02218)アンドレジュース 9年減配なし→無配(減収)
・(00677)金源米業国際   9年減配なし→減配(減益)
・(00005)HSBC       9年減配なし→減配(減益)



【2019】中国 連続増配銘柄(10年以上)
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【2018】中国 連続増配銘柄(10年以上)



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