2020/09/14

(00636)ケリー・ロジスティクス 連続増配7年 配当2.3%


(00636)ケリー・ロジスティクスについて


予想PER 14倍
予想配当利回り 2.3%
時価総額 約3500億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末配当 権利落 6月上旬→支払 6月中旬
・中間配当 権利落 9月上旬→支払 9月下旬


【2019】中国 連続増配銘柄(5年~9年)


■どんな会社?


アジア拠点の世界的な3PL物流企業。
統合ロジスティックス、国際貨物(空、海、道路、鉄道)、越境EC等。

↓事業エリアごとの倉庫面積(GFA)





■配当履歴


2013 0.1100(-)
2014 0.1400(+27%)
2015 0.1600(+14%)
2016 0.1900(+18%)
2017 0.2200(+15%)
2018 0.3700(+68%)
2019 0.6200(+67%)
2020 0.1100(中間まで。)


特別損益をのぞいた税引後利益(core net profit)に対して、
配当性向を目安に配当額を決めているようです。








■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2016年2017年2018年2019年2020年
(中間まで)
Revenue
売上
24035
(-)
30787
(+5%)
38138
(+11%)
41139
(+5%)
21884
(+10%)
Profit attributable to
Company's shareholders
最終利益
1877
(-)
2115
(+7%)
2439
(+9%)
3788
(+8%)
1072
(-61%)
Net cash generated from operating activities
営業CF
1308 1664 1662 3203 2200
Net cash from investing activities
投資CF
-2386 -1936 -2149 1927 -895
Net cash from financing activities
財務CF
828 264 1132 -3701 -915
Additions of property,
plant and equipment
設備投資(投資CF)
-1497 -1535 -1889 -1681 -437
Acquisition of subsidiaries,
net of cash and
cash equivalent acquired
子会社買収(投資CF)
-880 -484 -421 -637 0
Acquisition of associates
and joint ventures
関連会社買収(投資CF)
-32 -96 -4 -4 -488
Proceeds from sale of subsidiaries,
net of cash and
cash equivalents disposed of
子会社売却(投資CF)
98 0 111 3650 0
Dividends paid
配当支払(財務CF)
-638 -528 -996 -1450 -561

2020年中間の売上は+10%の増収でした。
コロナの影響で嗜好品等の需要が急減したものの、
ECの需要が急拡大しました。


2020年中間の利益は-61%の減益でした。
昨年、営業利益に計上された倉庫売却の特別利益が無くなりました。
それを除くと、+26%の増益でした。


■設備投資と売上と配当と


配当は、特別損益をのぞいた税引後利益(core net profit)に対する
配当性向を目安に決まるので、
まずは売上と、core net profitの推移。





利益率はだいたい3%~5%を推移しています。


売上はどんな要素で決まってくるのか?というと、
おそらく従業員数や倉庫の面積(GFA)で決まってくるのではないかと。

2013年を100とした場合の推移です。





これだけの従業員数の増加や、倉庫の面積(GFA)を増やすには
それなりの設備投資が必要で、








投資にかなり積極的だと思います。


この積極的な投資で、ここ5年は負債を増やしていて
自己資本比率は2015年63%→2019年55%とやや下がっています。



ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。











0 コメント:

コメントを投稿