(00636)ケリー・ロジスティクスについて
予想PER 14倍
予想配当利回り 2.3%
時価総額 約3500億円
スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末配当 権利落 6月上旬→支払 6月中旬
・中間配当 権利落 9月上旬→支払 9月下旬
※【2019】中国 連続増配銘柄(5年~9年)
■どんな会社?
アジア拠点の世界的な3PL物流企業。
統合ロジスティックス、国際貨物(空、海、道路、鉄道)、越境EC等。
↓事業エリアごとの倉庫面積(GFA)
■配当履歴
2013 0.1100(-)
2014 0.1400(+27%)
2015 0.1600(+14%)
2016 0.1900(+18%)
2017 0.2200(+15%)
2018 0.3700(+68%)
2019 0.6200(+67%)
2020 0.1100(中間まで。)
特別損益をのぞいた税引後利益(core net profit)に対して、
配当性向を目安に配当額を決めているようです。
■業績
・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 (中間まで) | |
Revenue 売上 |
24035 (-) |
30787 (+5%) |
38138 (+11%) |
41139 (+5%) |
21884 (+10%) |
Profit attributable to Company's shareholders 最終利益 |
1877 (-) |
2115 (+7%) |
2439 (+9%) |
3788 (+8%) |
1072 (-61%) |
Net cash generated from operating activities 営業CF |
1308 | 1664 | 1662 | 3203 | 2200 |
Net cash from investing activities 投資CF |
-2386 | -1936 | -2149 | 1927 | -895 |
Net cash from financing activities 財務CF |
828 | 264 | 1132 | -3701 | -915 |
Additions of property, plant and equipment 設備投資(投資CF) |
-1497 | -1535 | -1889 | -1681 | -437 |
Acquisition of subsidiaries, net of cash and cash equivalent acquired 子会社買収(投資CF) |
-880 | -484 | -421 | -637 | 0 |
Acquisition of associates and joint ventures 関連会社買収(投資CF) |
-32 | -96 | -4 | -4 | -488 |
Proceeds from sale of subsidiaries, net of cash and cash equivalents disposed of 子会社売却(投資CF) |
98 | 0 | 111 | 3650 | 0 |
Dividends paid 配当支払(財務CF) |
-638 | -528 | -996 | -1450 | -561 |
2020年中間の売上は+10%の増収でした。
コロナの影響で嗜好品等の需要が急減したものの、
ECの需要が急拡大しました。
2020年中間の利益は-61%の減益でした。
昨年、営業利益に計上された倉庫売却の特別利益が無くなりました。
それを除くと、+26%の増益でした。
■設備投資と売上と配当と
配当は、特別損益をのぞいた税引後利益(core net profit)に対する
配当性向を目安に決まるので、
まずは売上と、core net profitの推移。
利益率はだいたい3%~5%を推移しています。
売上はどんな要素で決まってくるのか?というと、
おそらく従業員数や倉庫の面積(GFA)で決まってくるのではないかと。
2013年を100とした場合の推移です。
これだけの従業員数の増加や、倉庫の面積(GFA)を増やすには
それなりの設備投資が必要で、
投資にかなり積極的だと思います。
この積極的な投資で、ここ5年は負債を増やしていて
自己資本比率は2015年63%→2019年55%とやや下がっています。
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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