2019/10/27

(01310)HKBN(香港寛頻) 配当4.9% 2019年8月期末決算


(01310)HKBN(香港寛頻)について

予想PER 73倍
予想配当利回り 4.9%
時価総額 約2500億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・8月末決算締め
・期末配当 権利落 12月中旬→支払 1月上旬
・中間配当 権利落 5月中旬→支払 5月下旬



■どんな会社?


香港でブロードバンド供給大手。
固定電話、国際電話、携帯電話サービスを
個人向け、企業向けに供給します。

↓企業向けサービス




特に企業向けに積極的で、買収を繰り返してきました。




■配当履歴


2015 0.2000
2016 0.4000(+100%)
2017 0.4500(+12%)
2018 0.5600(+24%)
2019 0.7000(+25%)

上場後、増配を続けています。



■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2015年2016年2017年2018年2019年
Revenue
売上
2341
(-)
2784
(+18%)
3232
(+16%)
3948
(+22%)
5107
(+29%)
Profit for the year
当期純利益
104
(-)
244
(+134%)
171
(-29%)
396
(+131%)
214
(-46%)
Net cash generated from
operating activities
営業CF
657 926 900 1076 未発表
Net cash used in
investing activities
投資CF
-323 -1041 -361 -458 未発表
Net cash used in
financing activities
財務CF
-442 144 -510 -629 未発表
Payment Purchase of property,
plant and equipment
設備投資(投資CF)
-324 -392 -403 -433 未発表
Payment for contingent consideration
条件付買収(投資CF)
-4 -4 -17 -19 未発表
Payment for acquisition of subsidiaries
子会社買収(投資CF)
0 -647 0 -9 未発表
Interest paid
金利支払(財務CF)
-141 -105 -108 -103 未発表
Dividend paid
配当支払(財務CF)
-230 -402 -422 -492 未発表


2019年5月にWTT社を買収しました。
買収の影響を除いた売上は、+11%増でした。

無形固定資産の償却負担が重くて当期純利益が-46%減益でしたが、
その影響を除いた調整後当期純利益は-6%減益でした。

さらに減価償却費等を除いたEBITDAは、+45%増益、
設備投資、顧客獲得維持コストをマイナスした
調整後フリーキャッシュフロー(AFF)は+30%増益でした。





■マーケットシェア


香港の通信系のマーケットシェアです。


香港の通信系銘柄の中で、
売上的に一番ぐいぐい来てる銘柄だと思います。



グラフの上の数字は前年同期比です。


■配当金の見通し


まず、過去の実績です。



AFF(調整後フリーキャッシュフロー)を全額配当してきました。


それを踏まえて、ロードマップを見てみると
2019年~2021年の合計AFFをHK$2.53~HK$3.03で見ているようです。





2019年の実績はAFF、DPSともにおよそHK$0.70でした。

2020年の見通しは、「high-single-digit DPS growth」(一桁台後半の増配)と
決算説明会でコメントしていました。


そこから逆算して2021年の配当は少なくとも+40%増配の必要があり、
JPモルガンは「難しいのでは?」というコメントが報道されてました。


ちなみに、「Invest(赤)」は、「投資期」
「Harvest(緑)」は、「収穫期」だと思います。


■まとめ


昨年に引き続き、香港で事業している間はホールドしていて
問題ないと感じました。

しっかり未来への投資をしながら高配当を出してくれてましたので
今後に期待して決算後買い増ししました。



ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





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