2019/10/11

(2157)コシダカHDに見る、スピンオフで株価が上昇するかも


(2157)コシダカHD→カーブスで初適用されたスピンオフが、なぜ歓迎されるのか?
っていう話です。

コシダカ個別の話しはコシダカのIRサイトの2019/10/10分が詳しいです。

■経済産業省の説明


経済産業省の説明では、
ちょっと抽象的な説明がされています。




うーん、わかるような、わからないような・・・

■株価への影響


いまでは入手困難な
ジムクレイマー(米国株では有名人)の本から
この筆者が考える株価への影響を引用してみます。

↓出典


どの証券もコングロマリットをフォローするアナリストを置かなくなった。
ひとつひとつのコングロマリットがユニークで、外部から理解するのが難しく、
分析したり一般化することができないとわかったのだ。


そして、すべてのコングロマリットをセクターにまとめて、
それをカバーできるほど広範な能力を持った調査部など持てないという理由で、
コングロマリットを担当するアナリストはいなくなってしまった。


しかし、フォローしてくれるアナリストがいれば、新規発行情報を流してくれるし、
ファンド・マネージャー向けの説明会もアレンジしてくれるため、
アナリストがフォローしていない企業よりは常に高い株価がつく。


暴落局面で、いち早く売り逃げるのではなく、安値で拾おうとする投資家は、
どの銘柄を買うべきかについてアナリストのお墨付きを欲しがる。




セクター・アナリストというやつは、
自分のセクター以外の事業については全く知らないから、
ただレポートするだけで、会社全体が買いか売りかという判断など下せない。


海外事業が大きく伸びているのに、成熟した国内事業に引きずられて、
低評価に甘んじている食品コングロマリットだってある。


しかしもし、このコングロマリットが国内事業と海外事業に分割されたなら、
海外事業会社はグロース・マネージャーに買い上げられて高い株価がつく可能性がある。


途中、具体例が冗長なところは省略しましたが、
こんなことが書かれてます。


前半と後半で「高い株価がつく」と言っています。

経済産業省の言う「コングロマリット・ディスカウント」が起きる理由の
説明でもあると思います。


日本の企業再編は会社分割系だけ10年以上遅れてました。

あとに続く会社があるかもしれないから、ついにきたーーーって、
ちびっと興奮しました。









ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





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