(00788)中国鉄塔 配当1.1% 2019年3Q決算を確認します。
■業績
四半期ごとの業績です。
サイト数 | テナント数 | 売上 | 当期純利益 | |
4Q | 1872.2 | 2687.5 | 18114 | 262 |
2018 1Q | 17244 | 380 | ||
2Q | 1879 | 2758 | 18091 | 830 |
3Q | 1917 | 2865 | 18307 | 751 |
4Q | 1947.6 | 3009.2 | 18177 | 689 |
2019 1Q | 1967.5 | 3076.2 | 18897 | 1284 |
2Q | 1954 | 3082 | 19083 | 1264 |
3Q | 1973.9 | 3165 | 19061 | 1325 |
売上成長率はやや下がりましたが、
当期純利益の成長率は改善しました。
これはテナント率(tenancy ratio)の改善によるものと思われます。
テナント率は以前の当サイト説明の通り
「テナント数÷サイト数」で計算され、
サイト(=基地局)にどれだけのテナント(=顧客)が付いているか表す指標です。
3Qでは、テナント率は1.60に向上していました。
中国は、チャイナモバイル、チャイナユニコム、チャイナテレコムの大手3社
で理論上の最大は3になると思われます。
(非上場・チャイナブロードキャストネットワークを含めて4かもしれないです。)
■良いと思う点
サイト数、テナント数の増加率が改善していました。
サイト、テナントの追加が必ずしも3Q初からではないと思うので、
次の4Qの売上、利益は3Qより良くなりそうと期待しました。
■悪いと思う点
このペースですと、
通期のアナリストコンセンサス予想にやや届かないと思われます。
アナリスト予想売上:77584
現ペースの予想売上:75966=57041(3Q実績)+18925(4Qも4.1%成長の場合)
アナリスト予想利益:5477
現ペースの予想利益:5088=3873(3Q実績)+1215(4Qも76.4%成長の場合)
決算後の証券会社コメントを見ても、
売上がやや予想に足りない、もしくは、利益がやや予想に足りない、
というコメントがありました。
ブログ主的には良い点のほうを重視しています。
仮に、証券会社のコメント通りに株価が下がるようであれば
やっと買いのターンが回ってくるかという感じです。
今まではPERが高いと感じてましたので。
あと、今のところはチャイナユニコム、チャイナテレコムが
独自に基地局を共有する話もあまり影響がなさそう・・・
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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