2019/10/18

(00788)中国鉄塔 配当1.1% 2019年3Q決算


(00788)中国鉄塔 配当1.1% 2019年3Q決算を確認します。


■業績


四半期ごとの業績です。

サイト数テナント数売上当期純利益
4Q1872.22687.518114262
2018 1Q17244380
2Q1879275818091830
3Q1917286518307751
4Q1947.63009.218177689
2019 1Q1967.53076.2188971284
2Q19543082190831264
3Q1973.93165190611325




売上成長率はやや下がりましたが、
当期純利益の成長率は改善しました。


これはテナント率(tenancy ratio)の改善によるものと思われます。




テナント率は以前の当サイト説明の通り
「テナント数÷サイト数」で計算され、
サイト(=基地局)にどれだけのテナント(=顧客)が付いているか表す指標です。

3Qでは、テナント率は1.60に向上していました。


中国は、チャイナモバイル、チャイナユニコム、チャイナテレコムの大手3社
で理論上の最大は3になると思われます。
(非上場・チャイナブロードキャストネットワークを含めて4かもしれないです。)




■良いと思う点


サイト数、テナント数の増加率が改善していました。



サイト、テナントの追加が必ずしも3Q初からではないと思うので、
次の4Qの売上、利益は3Qより良くなりそうと期待しました。


■悪いと思う点


このペースですと、
通期のアナリストコンセンサス予想にやや届かないと思われます。


アナリスト予想売上:77584
現ペースの予想売上:75966=57041(3Q実績)+18925(4Qも4.1%成長の場合)

アナリスト予想利益:5477
現ペースの予想利益:5088=3873(3Q実績)+1215(4Qも76.4%成長の場合)


決算後の証券会社コメントを見ても、
売上がやや予想に足りない、もしくは、利益がやや予想に足りない
というコメントがありました。



ブログ主的には良い点のほうを重視しています。

仮に、証券会社のコメント通りに株価が下がるようであれば
やっと買いのターンが回ってくるかという感じです。

今まではPERが高いと感じてましたので。


あと、今のところはチャイナユニコム、チャイナテレコムが
独自に基地局を共有する話もあまり影響がなさそう・・・



ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





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