2019/12/10

(02128)中国聯塑 減配なし9年 配当3.9%


9年減配していない(02128)中国聯塑について

予想PER 8倍
予想配当利回り 3.9%
時価総額 約3700億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末配当 権利落 5月下旬→支払 6月中旬
・中間配当 権利落 9月中旬→支払 9月下旬

【2018】中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)


■どんな会社?


ポリ塩化ビニル(PVC)製のパイプをメインに、
各種パイプを製造します。

用途の約75%強が給排水、約15%強が電気通信関係です。








製造は中国国内、販売も98%が中国国内です。






■配当履歴


2010 0.120
2011 0.120(+0%)
2012 0.120(+0%)
2013 0.120(+0%)
2014 0.130(+8%)
2015 0.130(+0%)
2016 0.150(+15%)
2017 0.180(+20%)
2018 0.300(+66%)
2019 0.120(中間まで)

2010年に配当を始めてから9年減配していません。




■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2015年2016年2017年2018年2019年
(中間まで)
Revenue
売上
15264
(+3%)
17221
(+12%)
20360
(+18%)
23733
(+16%)
11137
(+6%)
Profit for the period attributable to
Owners of the Company
当期純利益
1621
(+4%)
1922
(+18%)
2293
(+19%)
2491
(+8%)
1263
(+21%)
Net cash generated from operating activities
営業CF
2876 2964 927 4409 904
Net cash used in investing activities
投資CF
-1493 -4006 -3698 -4566 -1173
Net cash generated from financing activities
財務CF
-674 830 3401 1866 -224
Purchases of items of property,
plant and equipment
設備投資(投資CF)
-1032 -1066 -1472 -1309 -811
Additions to investment properties
リース使用権
資産投資(投資CF)
-235 -1810 -1452 -829 -474
Additions to associates, subsidiaries
子会社買収(投資CF)
-56 -183 -49 -1528 -34
Interest paid
金利支払(財務CF)
-77 -97 -211 -397 -258
Dividend paid
配当支払(財務CF)
-318 -339 -411 -715 -532


2019年中間決算の売上は+6%の増収、当期純利益は+21%の増益でした。


増収の原因は、
2016年-2020年までの中国政府の政策(13次5ヵ年計画)で
給排水向け、ガス向け等のパイプラインを新規または交換するために
パイプラインの生産を3%ずつ増やす計画に沿う形で増収となりました。


2021年以降の業績も中国政府の意向次第という部分が
強そうな感じがします。





■プラスチックパイプ業界


プラスチックパイプ業界のことをいろいろ調べてみると
2018年から2023年までの平均成長率(CAGR)は6.2%とか
2019年から2029年までの平均成長率(CAGR)は7%とか
が見込まれているようです。

主な競合は、5社あります
・Aliaxis Group S.A.
・Mexichem SAB de CV
・中国聯塑
・積水化学
・Chevron Phillips Chemical Company LLC


■株主還元


設備投資は過去数年間急ピッチで増やしてきましたが、
今後数年間は、現在と同水準の額を経営者は想定しているそうです。

そのため、配当性向を30%から徐々に高める意向があるようです。


■まとめ


株主還元は良さそうなのですが、
販売単価を把握するのが難しくて
ブログ主(外部の人間)には難易度高めの銘柄に感じました。




ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





0 コメント:

コメントを投稿