3Qの決算が近付いてきたので、
(JPM)JPモルガン、(BAC)バンクオブアメリカの、2020年2Q決算の振り返り。
■業績と株価
まず、株価の決定要因について、
2社ともEPSと株価がおおよそ連動しているように見えます。
■利益の内訳
まずは利益と貸倒引当金繰入のグラフ
本業の利益=税引後利益(青いバー)+貸倒引当金繰入(橙色バー)
と定義すると、
2020年は本業の利益がとても出ていますが、
多額の貸倒引当金繰入があり、
最終的な税引後利益はとても目減りしています。
これ、2009年ごろの状況にとてもよく似ているように見えます。
2009年のその後どうなったかというと、
本業の利益がその後何年間も低迷して、
2018年、2019年ごろに利益が大きくなってきました。
■貸倒引当金
貸倒引当金がいまどのくらいの水準か?
貸倒引当金残高/貸付で率をはかってみました。
貸倒引当金率(緑の線)は2020年に急上昇しています。
とはいえ、2009年ごろと比べるとまだ低い水準です。
もう天井かもしれないし、まだ上昇を続けるかもしれないし・・・
というところがまずは、3Qの決算の確認ポイントと思います。
次のグラフは、
貸倒引当金繰入(青い線)のほうが先行して天井つける?のグラフです。
(関係性はよくわかりません。)
■株価と金利
株価に戻って、金利との関係も見てみると
JPモルガンのほうは特に政策金利とも
近しい動きをしてるような。
ただ、業績との相関のほうが強そうな気がします。
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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