2020/10/05

(JPM)JPモルガン、(BAC)バンクオブアメリカ 2020年2Q振り返り


3Qの決算が近付いてきたので、
(JPM)JPモルガン、(BAC)バンクオブアメリカの、2020年2Q決算の振り返り。


■業績と株価


まず、株価の決定要因について、



2社ともEPSと株価がおおよそ連動しているように見えます。

■利益の内訳


まずは利益と貸倒引当金繰入のグラフ



本業の利益=税引後利益(青いバー)+貸倒引当金繰入(橙色バー)

と定義すると、


2020年は本業の利益がとても出ていますが、
多額の貸倒引当金繰入があり、
最終的な税引後利益はとても目減り
しています。

これ、2009年ごろの状況にとてもよく似ているように見えます。

2009年のその後どうなったかというと、
本業の利益がその後何年間も低迷して、
2018年、2019年ごろに利益が大きくなってきました。







■貸倒引当金


貸倒引当金がいまどのくらいの水準か?
貸倒引当金残高/貸付で率をはかってみました。



貸倒引当金率(緑の線)は2020年に急上昇しています。
とはいえ、2009年ごろと比べるとまだ低い水準です。

もう天井かもしれないし、まだ上昇を続けるかもしれないし・・・
というところがまずは、3Qの決算の確認ポイントと思います。



次のグラフは、



貸倒引当金繰入(青い線)のほうが先行して天井つける?のグラフです。
(関係性はよくわかりません。)

■株価と金利


株価に戻って、金利との関係も見てみると



JPモルガンのほうは特に政策金利とも
近しい動きをしてるような。

ただ、業績との相関のほうが強そうな気がします。




ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。






0 コメント:

コメントを投稿