おもに、新エネ系セクターに分類されている
中国の太陽光発電系(売電)銘柄を調べてみました。
■銘柄一覧
新エネ系銘柄で時価総額上位の銘柄を並べてみました。
まず、どの会社も設備資産に対する売上、営業利益率は大きく乖離がなさそうです。
時価総額の大きい信義能源は、
IPOからまだ約1年で、そのときの現金がまだ残っています。
他の銘柄は負債がかなり多く、営業利益では利益率が高いものの、
金融費用がたくさんかかって利益がかなり減っている感じでした。
利益率については、FIT制度→グリッドパリティ制度へ変更されており、
今後利益率が変わってくる可能性があります。
自然エネルギー財団の詳しい説明
固定価格から、石炭発電の価格で売電することになると、
利益=石炭発電価格-太陽光コスト
となり、
とある調査レポートでは、
2026年に太陽光(PV)のコストが石炭(Coal)コストと同等になるまで下がる見通しで、
また、ネクステラエナジー(米国ですが)では、
2023-2024年ごろにコストが同等になる見通しで
おそらく太陽光売電の利益が増え始めるのはそのころでは?
とブログ主は感じました。
おおまかな目安として各社の発電比率です。
太陽光か、風力のどちらかに集中している感じでした。
■銘柄詳細
<3868:信義能源>
太陽光装置メーカー(00968)信義光能の子会社。過去5年売上5倍に拡大。
借入より増資で設備投資を行ってきました。
信義能源は(唯一?)配当方針を設定していて、
調整後EBITDAから、税金や負債の返済を
差し引いた分を配当しています。
証券会社によっては配当割引モデルで目標株価を設定しているようです。
(ブログ主的には、配当もう少し減らして発電設備買ってもらったほうが・・・)
<686:北京能源国際>
REPORTING TO THE COMMERCIAL CRIME BUREAU OF THE HONG KONG POLICE FORCE
よくわからないですが、最近の会社の開示によると、経済事件で警察のお世話に??
<1250:北控清潔能源>
水処理施設運営(00371)北控水務の子会社。直近の業績は、
利益率の低い建設サービスから徐々に撤退しているために
見かけ上の売上はかなり減っていますが、売電は順調。
<451:協キン新能源>
太陽光装置メーカー(03800)保利協キン能源の子会社。直近の業績は、
売上高は増加しているものの、
金融費用が増えて利益が伸び悩んでいる。
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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