(03319)雅居楽雅生活服務(A-Living services)について
予想PER 23倍
予想配当利回り 1.6%
時価総額 約2100億円
スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末一括配当 権利落 5月中旬→支払 6月下旬
■どんな会社?
オフィスビルやマンションを対象に、管理、清掃、設備修理等を行います。
agile group、greenland holdingsから管理不動産の約25%を受け、
残りは外部から管理を受けます。
買収実績に見て取れるように、同業の買収にも積極的です。
■配当履歴
2018 0.3000(-)
2019 0.4500(+50%)
2018年に上場後、2回目の決算です。
配当性向は25%の方針(2018年 annual report)ですが、
2回とも特別配当を実施し、配当性向50%弱になっています。
■業績
・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | |
Revenue 売上 |
- (-) |
- (-) |
1760 (-) |
3376 (+91%) |
5127 (+51%) |
Profit attributable to Owners of the parent 最終利益 |
- (-) |
- (-) |
289 (-) |
801 (+176%) |
1230 (+53%) |
Net cash generated from operating activities 営業CF |
- | - | 287 | 883 | 1600 |
Net cash used in investing activities 投資CF |
- | - | 49 | -112 | 未発表 |
Net cash generated from financing activities 財務CF |
- | - | 20 | 3142 | 未発表 |
Purchases of property, plant and equipment 設備投資(投資CF) |
- | - | -16 | -19 | 未発表 |
Acquisition of subsidiaries 子会社買収(投資CF) |
- | - | -981 | -116 | 未発表 |
Interest paid 金利支払(財務CF) |
- | - | -32 | 0 | 未発表 |
Dividends paid 配当支払(財務CF) |
- | - | -297 | -50 | 未発表 |
2019年の増収率は+51%でした。
前年までに管理契約していた管理床面積(contracted GFA)が売上に貢献しはじめ、
管理床面積が+69%増となったためです。
2019年の増益率は+53%でした。
利益率はほぼ前年並みでした。
■大型買収
9/25にCMIG PM社、New CMIG PM社の買収が発表されました。
持分は60%。買収額はあわせて約RMB2000M。(PER12.5倍で決定したようです)
2019年末の現金残は約RMB4200Mで、買収額のおよそ4分の1は払い済みのようです。
業績への影響ですが、2018年の実績から
管理床面積、売上が倍増に近くなりそうです。
ただ、買収前の2社は利益率が5.5%と、当社の利益率23.9%より低いです。
会社発表によると期限は明示されていませんが、
管理床面積が500mnを越えるようです。
これまでの当社の傾向は、契約済管理面積が管理中へ移行するまでに
約1年のタイムラグがあるようで、今回の買収もそのくらいの期間後に
業績反映されてくるとブログ主は考えています。
その結果、会社の3ヵ年計画(2020-22)で、
利益の平均成長率(CAGR)+30%が示されたと報道されています。
■株価の考察
2019年は株価がおよそ3倍になりました。
原因は2つあるとブログ主は考えています。
・業績(利益)が約1.5倍
・ざっくりPER15倍→PER30倍(同業大手他社並み)へ、評価が約2倍
この考えが正しければ、今後PERのステップアップは難しくて、
業績に沿って株価が推移するのではないか?(つまり、3年で2倍)と考えます。
配当は、特別配当がいつ無くなるのかというのが、1つのポイントだと思います。
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
0 コメント:
コメントを投稿