2020/03/23

(03319)雅居楽雅生活服務 配当1.6%


(03319)雅居楽雅生活服務(A-Living services)について


予想PER 23倍
予想配当利回り 1.6%
時価総額 約2100億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末一括配当 権利落 5月中旬→支払 6月下旬


■どんな会社?


オフィスビルやマンションを対象に、管理、清掃、設備修理等を行います。

agile group、greenland holdingsから管理不動産の約25%を受け、
残りは外部から管理を受けます。



買収実績に見て取れるように、同業の買収にも積極的です。



■配当履歴


2018 0.3000(-)
2019 0.4500(+50%)


2018年に上場後、2回目の決算です。

配当性向は25%の方針(2018年 annual report)ですが、
2回とも特別配当を実施し、配当性向50%弱になっています。




■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2015年2016年2017年2018年2019年
Revenue
売上
-
(-)
-
(-)
1760
(-)
3376
(+91%)
5127
(+51%)
Profit attributable to
Owners of the parent
最終利益
-
(-)
-
(-)
289
(-)
801
(+176%)
1230
(+53%)
Net cash generated from operating activities
営業CF
- - 287 883 1600
Net cash used in investing activities
投資CF
- - 49 -112 未発表
Net cash generated from financing activities
財務CF
- - 20 3142 未発表
Purchases of property, plant and equipment
設備投資(投資CF)
- - -16 -19 未発表
Acquisition of subsidiaries
子会社買収(投資CF)
- - -981 -116 未発表
Interest paid
金利支払(財務CF)
- - -32 0 未発表
Dividends paid
配当支払(財務CF)
- - -297 -50 未発表

2019年の増収率は+51%でした。
前年までに管理契約していた管理床面積(contracted GFA)が売上に貢献しはじめ、
管理床面積が+69%増となったためです。

2019年の増益率は+53%でした。
利益率はほぼ前年並みでした。

■大型買収


9/25にCMIG PM社、New CMIG PM社の買収が発表されました。

持分は60%。買収額はあわせて約RMB2000M。(PER12.5倍で決定したようです)
2019年末の現金残は約RMB4200Mで、買収額のおよそ4分の1は払い済みのようです。


業績への影響ですが、2018年の実績から
管理床面積、売上が倍増に近くなりそうです。

ただ、買収前の2社は利益率が5.5%と、当社の利益率23.9%より低いです。





会社発表によると期限は明示されていませんが、
管理床面積が500mnを越えるようです。


これまでの当社の傾向は、契約済管理面積が管理中へ移行するまでに
約1年のタイムラグがあるようで、今回の買収もそのくらいの期間後に
業績反映されてくるとブログ主は考えています。




その結果、会社の3ヵ年計画(2020-22)で、
利益の平均成長率(CAGR)+30%が示されたと報道されています。

■株価の考察


2019年は株価がおよそ3倍になりました。




原因は2つあるとブログ主は考えています。

・業績(利益)が約1.5倍
・ざっくりPER15倍→PER30倍(同業大手他社並み)へ、評価が約2倍

この考えが正しければ、今後PERのステップアップは難しくて、
業績に沿って株価が推移するのではないか?(つまり、3年で2倍)と考えます。


配当は、特別配当がいつ無くなるのかというのが、1つのポイントだと思います。



ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





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