(00788)中国鉄塔 配当1.3% 2019年期末決算を確認します。
■業績
四半期ごとの業績です。
サイト数 | テナント数 | 売上 | 当期純利益 | |
2018 1Q | 17244 | 380 | ||
2Q | 1879 | 2758 | 18091 | 830 |
3Q | 1917 | 2865 | 18307 | 751 |
4Q | 1947.6 | 3009.2 | 18177 | 689 |
2019 1Q | 1967.5 | 3076.2 | 18897 | 1284 |
2Q | 1954 | 3082 | 19083 | 1264 |
3Q | 1973.9 | 3165 | 19061 | 1325 |
4Q | 1994 | 3239 | 19387 | 1349 |
2019年の売上は+6%の増収でした。
四半期ごとに見ても、テナント数の増加に伴い着実に売り上げが増えており、
景気の影響をかなり受けにくいビジネスモデルと感じます。
また、「発表時点でコロナウイルスの影響はなし。」とコメントされていました。
As at the date of this announcement, the Company was not aware of material adverse effects on the financial statements as a result of the COVID-19 outbreak.
■大手キャリア3社の設備投資計画
当社は中国移動、中国テレコム、中国ユニコムからの売上が90%以上を占めます。
3社の2020年の設備投資計画を確認します。
2019年は、3社合計の設備投資実績が+4.5%、
中国鉄塔の売上実績が+6.4%でした。
2020年の3社合計の設備投資予定が+11.7%です。
設備投資の詳細な費目のうち、どれが中国鉄塔向けかわかりませんが、
ここから考察すると、中国鉄塔の2020年売上成長率は
+10%前後期待できそうな感じがします。
■テナント率と営業利益率
テナント率(tenancy ratio)が上がると、利益率が向上します。
おおよそテナント率が0.1ポイント上昇すると、
営業利益率が2.0ポイント比例的に上昇しました。
※会計基準の変更で営業費用の一部が、経常費用に変更され
営業利益がやや大きくなっています。
(が、テナント率と営業利益は本来指数的に増えると思います。)
また、決算後の電話会議に関する報道で
「2022年までにテナント率1.72を達成する自信がある」と報道されていました。
それらを総合的に考えて、業績を予測してみました。
そうすると、2022年までの平均成長率(CAGR)が+10%~+15%になりました。
(なお、アナリストコンセンサス予想はもう少し高いです。)
業績リスクが少なくて(と感じていて)、この成長率からすると、
ブログ主的には高くてもPER30倍が買える限度と思っています。
もう少し株価が安くなってくれれば買いたい銘柄です。
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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