(00371)北控水務の"annual report 2019" が例年4月下旬ごろに発表されます。
それに向けて、ブログ主なりの確認ポイントをまとめておきます。
現状は、予想PER6倍、予想配当利回り6.5%、
5年くらい株価があがらない低評価になっています。
2~3年後に?以降の確認ポイントの見通しが良くなってくれば、
中国の水道銘柄全般が再評価される可能性がありそうな気がしています。
営業キャッシュフローの黒字化が確認できれば
ブログ主は株を買いたいと考えています。
なお、2019年のバランスシート、損益計算書は2020/3/30に発表済みです。
■確認ポイント概要
確認ポイント4点で考えています。
1.営業キャッシュフロー
新規投資減少or鈍化により、マイナスが改善しているか?
2.投資キャッシュフロー
PPPで積み上がっている水道料受取権の売却が進んでいるか?
3.借入金利
借入金利は下がっているか?
4.上下水道運営事業の利益率
上下水道運営事業の利益率は改善しているか?
■1.営業キャッシュフロー詳細
報道によると、2018年決算時に営業キャッシュフローの赤字を3~5年で0にする
会社目標があるようです。
新しい水処理場を作る設備投資(≒売掛金)を減らして、
営業キャッシュフローが黒字化する方向にあるか?を確認ポイントの1つにしています。
■2.投資キャッシュフロー詳細
会社の"light-assets strategic"ライトアセット方針の施策の1つと
ブログ主が考えていることですが、
売掛金的なもの(PPPで積み上がっている水道料受取権)を売却して
キャッシュ化が進んでいるか?を確認ポイントの1つにしています。
■3.借入金利詳細
とはいえ、売上、利益は伸びているのに、
営業、投資キャッシュフローの問題のために
多額の借入が必要という構図は数年続くと思います。
そのため、単純に、借入金利が下がると当社にとってプラスです。
■4.上下水道運営事業の利益率詳細
ITの技術で、上下水道の運営をリモートで一元管理するプラットフォームと、
それに対応した水処理施設建設を2018年ごろから広げているようです。
おそらくコスト削減につながるのではないかと。
この項目を粗利率で考えると、2019年の結果が出ています。
効果が出ているような、出ていないような?
また、建設サービスの利益率向上は、
おそらく2019年あたりから利益重視に方針転換した効果なのでしょう。
With respect to market selection, the investment focused on “high-yield, lowconsumption, low-risk and future-oriented” advantage areas and high-quality projects, increased the expansion of urban-level projects, and vigorously opened new tracks such as municipal pipeline networks, water supply business and smart city construction.
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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