香港の小売り統計がかなり改善してきたので、
香港の小売り系不動産賃貸銘柄を比較しました。
比較は5銘柄です。
・0014:希慎興業
・0101:恒隆地産←ブログ主保有中
・0823:Link REIT
・1972:太古地産
・1997:九龍倉置業
結論から言うと、0014:希慎興業か、0823:Link REITの購入を迷っています。
■香港政府の小売り統計
香港の小売り統計です。
実績のほうは、毎月発表される「Provisional statistics of retail sales」。
見通しのほうは、3か月ごとに発表される「Business expectations」。
この2つの数字が関連してるようにも見えて、
次回の見通しは、1/22発表予定です。
1年前の年末もかなり悪い数字で、
直近プラスにはなっていませんが、
これ以上悪くならなそう、と見えます。
なので、株価が上がるかどうかわかりませんが、
買ってみようかと思っています。
■株価の比較
香港の小売りが弱かったここ2年の株価推移です。
0101:恒隆地産だけアウトパフォームしていて、
他の銘柄は株価が低迷しています。
ブログ主なりに理由を考えると、
0101:恒隆地産だけ(香港以外含む)新規物件取得に積極的なところが
評価されてるのかもしれない。と感じます。
最近5年の推移を見てみると、
0101:恒隆地産だけ新規物件取得にかける金額が大きくて、
会社全体に対するインパクトも大きいです。
■2020年中間業績比較
2020年中間業績売上を比較してみます。
※セグメントの分け方が会社ごとに違っていて、
0823:Link REIT、1972:太古地産は目安です。
香港の小売向け賃貸が多いのが、
0014:希慎興業、0823:Link REIT、1997:九龍倉置業。
この中で1997:九龍倉置業だけ売上の落ち込みが顕著なんですね。
会社コメント見ると、どの会社も同じようなコメント(家賃の値引き)に見えて、
違いがなんとも。
なので、1997:九龍倉置業を除いた2社で買うかどうかというところです。
小売向け賃貸に対する、2020年中間決算の各社コメント
0014:希慎興業
Hysan’s overall rental reversion in renewals, rent review and new lettings became negative in the first half of 2020.
0101:恒隆地産
Steps were taken to alleviate the extreme pressure on tenants’businesses, including the provision of rent relief and other supporting measures.
0823:Link REIT
With the financial impact from property management fee waivers and rental concessions
1972:太古地産
This mainly reflected lower retail rental income from Hong Kong and the Chinese mainland. This in turn reflected lower retail sales and rental concessions as a result of COVID-19.
1997:九龍倉置業
reduction in turnover rent and base rent concessions to help retail tenants amid the current unfavourable circumstance.
<underlying EPS比較>
<underlying EPSの例>
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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