2020/06/14

(03918)ナガコープ 配当4.2%


(03918)ナガコープについて


予想PER 14倍
予想配当利回り 4.2%
時価総額 約6000億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末配当 権利落 5月中旬→支払 6月上旬
・中間配当 権利落 8月上旬→支払 8月下旬


■どんな会社?


カンボジアで、カジノとホテルを独占運営。
VIPビジネスの情報によると、顧客は中国からの旅行者が多いです。




既存施設の規模をはるかに超えるNaga3を建設中。

東京ディズニーランドの面積が510,000平方メートルらしいので、
それよりも広いようです。





■配当履歴


2006 0.0048(-)
2007 0.0144(+200%)
2008 0.0087(-39%)
2009 0.0073(-16%)
2010 0.0148(+102%)
2011 0.0309(+108)
2012 0.0384(+24%)
2013 0.0431(+12%)
2014 0.0418(-3%)
2015 0.0456(+9%)
2016 0.0359(-21%)
2017 0.0353(-1%)
2018 0.0540(+53%)
2019 0.0848(+57%)


diluted EPS(希薄化後EPS)に対して、
60%~70%の配当性向で配当が支払われてきたようです。







■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2015年2016年2017年2018年2019年
Revenue
売上
503
(-)
531
(+5%)
956
(+80%)
1474
(+54%)
1755
(+19%)
Profit attributable to
Owners of the parent
最終利益
172
(-)
184
(+7%)
255
(+38%)
390
(+52%)
521
(+33%)
Net cash generated from operating activities
営業CF
195 201 322 476 690
Net cash used in investing activities
投資CF
-121 -135 -354 -316 -424
Net cash used in financing activities
財務CF
-109 1 -125 103 -309
Payment for the purchase of property,
plant and equipment and
for the construction cost of property
設備投資(投資CF)
-140 -137 -354 -243 -432
Interest paid
金利支払(財務CF)
0 0 0 -14 -28
Dividends paid
配当支払(財務CF)
-108 -118 -125 -170 -273

2019年の売上は+19%の増収でした。

一般客、VIP客ともに旅行者(特に中国から)の大幅増で増収となりました。
ホテル稼働率は75%→84%に上昇しました。


なお、カジノは2020年4月から休業しています。


■カンボジアという国


jetroよりカンボジアの基礎情報について


・為替
 現地通貨リエルは、米ドルへの管理フロート制(≒固定相場制)
 ただし、現金の80%以上はドルが使用される。

・収支(2018年)
 経常収支:-2,773
 貿易収支:-5,844
 金融収支:-4,005
 直接投資受入:3,103
 外貨準備:13,373
 対外債務:35,752


観光業が成長分野の1つ。

中国からの観光客を、
2019年236万人→2025年550万人目標にしています。


ただ、3月の外国からの観光客数は厳しいもよう。




■設備投資


設備投資の推移です。




減価償却費を上回る設備投資を行ってきました。

新規設備の建設のほか、
既存設備への投資(ホテル客室数を増やす等)も積極的です。




需要サイドは、外国人観光客数の増加、
供給サイドは、積極的な設備投資が噛みあって
売上が順調に増えてきたように見えます。







ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





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