2022/12/29

香港の外食銘柄比較


中国のコロナ規制が解除されて
「外食銘柄の業績が戻るかもしれない。」とか、
「政策支援が入るかもしれない。」とか考えて
香港に上場している外食銘柄のうち、時価総額上位8銘柄を比較してみました。

(09987)ヤム・チャイナ
(06862)ハイディーラオ
(09922)ジュウマオジュウ
(09869)ヘレンズ
(00520)シャブシャブ
(00341)カフェ・ド・コラル
(02217)タムジャイ
(00052)フェアウッド



■概要


概要を一覧で、時価総額の大きい順に並べています。



右から2列目の「予想配当」は、アナリスト予想の配当利回りです。

一番右の列の「2019年の配当なら」は、今の株価で2019年の配当額が支払われるなら
どのくらいの利回りになるか?という値です。

たとえば、2行目ハイディーラオは2019年の配当0.15HKDで株価22.80HKD(12/28)で
計算すると、0.7%の配当利回りになります。






■業績比較


業績比較については、2つの観点で見ました。
(一番下に結論)

1.コロナで業績がどれだけ落ち込んだか?(戻りが大きそうか?)
2.今後の成長余地はどれくらいあるか?(出店計画)


まずは業績一覧から。



直近6か月の業績を一覧にしています。
たとえば、1行目ヤム・チャイナは2022年1-6月に4,574百万USDの売上、
6月末時点店舗数が12,170店でした。

また、一番右の列の「今後の計画」は、
店舗拡大計画を抜粋
しました。

店舗拡大計画は直近でIPOした3社(09922:ジュウマオジュウ)、(09869:へレンズ)、
(02217:タムジャイ)はIPOの資金がまだ残っていて
店舗拡大に有利なポジションにいると思います。

(06862:ハイディーラオ)はコロナによる落ち込みのほかに
顧客満足度低下による業績悪化などの問題を抱えていて
立て直し策→復活か?という状態のようです。


業績を1店舗あたり売上にしてもう少し詳しく考えてみます。



機械的にエクセルで割り算するとこんな感じになりました。

もっと厳密にするなら、
各社から前年比既存店売上を発表していることが多いので
それを確認するのが良いと思います。

こまかいので数字には触れません。
ブログ主的結論は下記の表になります。



ブログ主的評価が高めなのはこの2社です。

09987:ヤム・チャイナ
00520:シャブシャブ

ただ、ヤム・チャイナはデリバリー比率が高めで
コロナの戻り余地はそこまで無いかも。
という意見も人それぞれあると思います。

あとは、最初の表にあった配当利回りの予想なども加味しながら銘柄を選ぶのかなと思います。




ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





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