2020年中間期、中国都市ガス会社の決算のうち、
都市ガス事業の業績比較します。
比較銘柄
・(00384)中国ガス
・(01083)タウンガス
・(01193)華潤ガス
・(02688)新奥能源
・(03633)中裕ガス
■概要
メインのガス販売、ガス接続料セグメントの売上。
(00384)中国ガスは3月決算なので、
3月時点の数字を使っています。
コロナの影響が最も大きいとされる1-3月を含んでいて、
ガス販売は各社軒並み減収でした。
また、ガス接続料は新たに契約した顧客より接続料を
もらいますが、3社が減収でした。
次に、ガス販売、ガス接続料セグメントの利益と利益率。
ガス販売は増益を確保できた会社が4社でした。
一方で、ガス接続料は4社が減益でした。
また、セグメント利益率は、(00384)中国ガスのガス接続料が大きく下がりました。
(理由は見つかりませんでした。)
■詳細(ガス販売事業)
ガス販売事業の売上は、販売量×単価で概ね決まると思いますが、
その実績および(公表されてる分の)会社見通しです。
のきなみ家庭用ガスの消費量が増加した一方で、
産業用、商業用ガスの消費量が減少しました。
また、ガス価格の下落により販売単価とコストが下がりました。
(つまりマージンはほぼ変わらない。)
減収の一方で増益となりました。
(00384)中国ガスは21年のガス販売量見通しを+15%としました。
(1年前、2年前の+25%と比べて低い。)
(02688)新奥能源は20年のガス販売量見通しを+10%としました。
■詳細(ガス接続事業)
新規顧客数と、接続単価です。
新規顧客数の伸び率が減少している会社が多そうです。
各社は、コロナにより工事に(数か月単位の)遅れが
出たためと説明しています。
(00384)中国ガスは21年の新規顧客数見通しを+550万~600万としました。
(02688)新奥能源は20年の新規顧客数見通しを+230万以上としました。
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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