(00052)大快活集団について
予想PER 39倍
予想配当利回り 1.7%
時価総額 約310億円
スケジュールはだいたい以下の通りです。
・3月末決算締め
・期末配当 権利落 9月下旬→支払 10月上旬
・中間配当 権利落 12月上旬→支払 12月下旬
■どんな会社?
香港、中国本土でファミレス的な「大快活(Fairwood)」を展開します。
■配当履歴
2005 0.1800(-)
2006 0.3600(+100%)
2007 0.4000(+11%)
2008 0.6000(+50%)
2009 0.3800(-36%)
2010 0.4600(+21%)
2011 0.7200(+56%)
2012 1.0000(+38%)
2013 0.7200(-28%)
2014 0.6200(-13%)
2015 0.8000(+29%)
2016 1.4000(+75%)
2017 1.4200(+1%)
2018 1.4200(+0%)
2019 1.1800(-16%)
2020 0.7300(-38%)
2021 0.3000(中間まで。)
2021年の中間配当は増配(0.23→0.30)でした。
■業績
・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 (中間まで) | |
Revenue 売上 |
2580 (-) |
2840 (+10%) |
2970 (+4%) |
3030 (+2%) |
1286 (-16%) |
Profit attributable to equity shareholders of the Company 最終利益 |
205 (-) |
216 (+5%) |
179 (-17%) |
60 (-66%) |
64 (+12%) |
Net cash generated from operating activities 営業CF |
269 | 351 | 291 | 644 | 未公表 |
Net cash used in investing activities 投資CF |
-181 | -132 | -71 | -116 | 未公表 |
Net cash used in financing activities 財務CF |
-168 | -175 | -167 | -535 | 未公表 |
Payment for purchase of other property, plant and equipment 設備投資(投資CF) |
-144 | -147 | -114 | -128 | 未公表 |
lease rentals paid リース費(財務CF) |
0 | 0 | 0 | -418 | 未公表 |
Dividends paid 配当支払(財務CF) |
-170 | -185 | -182 | -134 | 未公表 |
2021年中間決算は、コロナの影響で-16%減収でした。
ただ、粗利は、原価削減(家賃減、物流費減等)の努力によりほぼ横ばいでした。
おもに、政府からの雇用保証補助金(HKD20m)により増益でした。
配当は、過去の経験から
営業CFから必要な投資(設備投資費、リース費)を差し引いた残りの
ほとんどを配当で出してくれる会社だと思います。
(後で比較するCafe de Coralも。)
■同業他社と比較
とても似ている2社を比較します。
00052:Fairwood
00341:Cafe de Coral
・店舗数
どちらも香港メインで、中国本土にも進出しています。
・1店舗あたり売上推移
売上を店舗数で割り算すると、同じような売上になります。
・粗利率推移
粗利率も近い数字で、近年はやや減少傾向です。
2021年9月中間期でやや違いが見られました。
・原価上昇率推移
原価の上昇はおおよそ+6%~+10%の間で推移しています。
ここ3年くらい株価が下落していますが、
ブログ主的には、マージンの低下が原因(原価の上昇に、売上の上昇が追い付かない)だと思います。
とても似ているので、
決算コメントも共通で見れるような気がします。
香港の事業については、
Although restaurant dining in Hong Kong is now once again operating without significant restrictions, the pandemic remains not yet fully under control and the future is uncertain.
Our short-term target is to open more stores in the coming year.
(Fairwood)
「香港の事業は大きな規制もなく運営できているものの、不透明感があります。
とはいえ、直近でより開店していく目標としています。」
と、やや強気な印象を受けました。
中国本土の事業については、
This will continue to be a focus as we expand, by opening relatively smaller stores (compared with sizes in Hong Kong) that are nevertheless strong in fulfilling delivery needs for their local area.
(Fairwood)
「(Meituanのような)宅配サービス向け小型店舗をオープンしていく。」
Having experienced a largely V-shaped recovery, the Group’s Mainland China business returned to pre-pandemic levels by the end of the period under review.
Although network expansion was hindered by the pandemic during the first half of the year, we have now picked up the pace of growth and aim to open more than 10 new shops by the end of the year.
(Cafe de Coral)
「中国本土はV字回復。10店以上の新店の計画」
と、かなり強気な印象を受けました。
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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