政府の2019年度予算をみて、
日本詰んでる?て思ったことを取り留めもなく、つらつら書いてみました。
なお、投資とはあまり関係ない話です。
日本全体のよりよい暮らしのために、
どちらかというと、MMT派の積極財政を応援するスタンスの意見です。
■日本の問題の根本にあると思うこと
物価が横ばいっていう状況を含めて、デフレが悪です。
外国株に10年以上投資していて、
経済的な観点で、日本と外国の違うところ(違和感)はそこに感じます。
政府の見解も似たような意見です。
文章が長いので抜粋します。
物価については、景気回復により、需給が引き締まる中で上昇し、 デフレ脱却に向け前進が見込まれる。そもそもデフレって?
内閣府の「平成 31 年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」より
Q13 デフレによってどのような問題が生じていますか。
個人消費に関しては、デフレ下では、家計は継続的な物価下落を織り込み、消費を将来に先送りするため、貯蓄が積み上がり、モノが売れなくなる。
企業にとっては、新たな設備投資を抑制することにつながる。
雇用に関しては、企業は正規雇用を抑制し、人件費を抑制しようとする。
政府の財政運営に関しては、国民福祉へのマイナスにつながる。
内閣府の「経済財政諮問会議」より
何かいろいろフルコンプしてます。
インフレ欲しいです。
もっとインフレください。
■デフレ脱却に向けて、予算とか?
政府予算(一般会計歳出)で確認してみます。
年平均成長率(CAGR)を補記したものです。
社会保障関係費(+3.5%)の高騰が問題という意見もありますが、
文教科学振興費等の歳出の伸び率が低すぎるほうが問題だと思います。
社会保障関係費を含めても+0.6%しかありません。
+2%は欲しい気がします。
インフレ欲しいです。
もっとインフレください。
■社会保障関係費の内訳
「社会保障関係費が高額で・・・」の内訳をもう少し見てみます。
年金、医療がメインになっています。
高齢者がどのくらい受益してるの?ということをもうちょっと考えてみました。
年齢階級別の医療費、介護費が公表されています。
これをもとに試算すると、
34兆円の社会保障関係費のうち、22.6兆円が
65歳以上に使われているのでは?と考えました。
65歳以上の方は約3570万人いますので、一人あたりになおすと、
年間約63万円になります。
金額が多いか少ないかの議論は置いておいて、
もう少し未来の投資に使えないものかと考えたのが、個人の金融資産です。
■もっと株式投資が広まれば・・・
知るぽるとというサイトによると、
平均的な金融資産の保有額は以下のとおりになっていました。
・単身 60代 1613万円(うち株式 304万円)
・二人以上 60代 1849万円(うち株式 162万円)
・二人以上 70代~ 1780万円(うち株式 179万円)
二人以上世帯1800万円(うち株式 180万円)を標準モデルとして考えてみます。
この中から、投資の教科書でよく出てくる「100-年齢」の法則で
3割くらい株式投資に回れば、追加で360万円投資されます。
株式の平均リターン7%と考えると、25万円の利益になります。
お、二人分の医療費、介護費126万円のうち、25万円が株式から充当できるのではないか?
ということです。
高齢者が教科書通りの株式投資すれば、22兆円の社会保障費のうち3兆円くらいは、
未来への投資等にお金を使えるのでは?という感じになります。
高齢者の方が株式投資するには、
一人ずつ説得して回るのはたぶん時間がかかりすぎるので、
やっぱり強制的なインフレ環境が必要なのではないかな?ということです。
結論は、
インフレ欲しいです。
もっとインフレください。
とりあえず投票行こw
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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