米国債が逆イールドのニュースで、今週
(PAYX)ペイチェックス株を全株売却しました。
株の売り時は本当に難しいので、
何年後かに答え合わせするために、思考を残しておきます。
米国債の逆イールドのことは、ブルームバーグ等
いろんなサイトで書かれてます。
■売却の経緯等
<ペイチェックスの特徴>
(PAYX)ペイチェックスは、米国で給与・税金計算等のアウトソーシングをしています。企業の人事等が顧客になるかと思います。
言い換えると、企業の数や労働者の数(つまり失業率)で
当社の業績は決まってくると考えていました。
データで検証してみます。
下のグラフを見ると、失業率とEPSで逆相関がありそうです。
また、失業率と株価の関係も逆相関があります。
この期間の失業率と株価の相関係数は-0.73でした。
つまり、
失業率が改善すると、株価が上昇し、
失業率が悪化すると、株価が下落する
という強めの関係にありました。
<逆イールド>
「逆イールドが続くと、しばらくしてリセッションになった。」という報道が多いです。
この先どちらに動くかはもちろんわかりません。
<失業率>
現状で、失業率はものすごく低いです。リセッションにならなくても失業率がこれ以上改善する可能性は
低いように思います。
リセッションになると、失業率が悪化してペイチェックスの株価には
マイナスに作用します。
<結論>
これまでの考えを表にまとめると、(状況によってケースは異なるし、因果関係もないですが、)
以下の表のような感覚で定性的な判断をしました。
株価上昇確率より、株価下落確率のほうが高いと思って売りました。
■今後は
今回の売却で、キャッシュポジションは1%→2%くらいに増えました。
しばらくは現金のままの予定です。
本当は、米国株買いたいのですが、高いので。
その他の保有銘柄はもともとディフェンシブ銘柄ばかりなので、
不景気にむしろ強く、
今のところは大きく売ることは無い予定です。
<おおよその現在のポートフォリオ>
・電気ガス水道:約70%
・IT/通信:10%以下
・鉄道/道路:10%以下
・生活必需品:10%以下
・その他色々:残り
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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