2019/02/19

(01052)越秀交通基建 減配なし6年 配当6.3% 2018年期末

6年減配してない(01052)越秀交通基建について

予想PER 8倍
予想配当利回り 6.3%
時価総額 約1500億円


スケジュールはだいたい以下の通りです。
・12月末決算締め
・期末配当 権利落 5月下旬→支払 6月下旬
・中間配当 権利落 10月中旬→支払 11月中旬

2018年12月分の決算発表まで(2019/2/18)終わっています。

【2018】中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)

■どんな会社?


中国南部で高速道路、橋の運営を行います。
事業エリアは、以下の図の個所になります。



2017年と、2018年で運営する道路、橋の数、総距離数は変わりませんでした。

■配当履歴


2001 0.0250
2002 0.0600(+140%)
2003 0.0850(+41%)
2004 0.0975(+14%)
2005 0.1000(+2%)
2006 0.0700(-30%)
2007 0.1350(+92%)
2008 0.1600(+18%)
2009 0.1600(+0%)
2010 0.2200(+37%)
2011 0.2400(+9%)
2012 0.2000(-16%)
2013 0.2600(+30%)
2014 0.2800(+7%)
2015 0.2800(+0%)
2016 0.3300(+17%)
2017 0.3600(+9%)
2018 0.3900(+8%)

配当は、香港ドル表記になります。

配当方針はおそらく打ち出されてませんが、(見つけられなかっただけ?)
業績に連動する形に近くなっています。




■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2014年2015年2016年2017年2018年
Revenue
売上
1858
(-)
2226
(+19%)
2519
(+13%)
2702
(+7%)
2847
(+5%)
Profit attributable to
Shareholders of the Company
最終利益
609
(-)
532
(-12%)
918
(+72%)
947
(+3%)
1054
(+11%)
Basic and diluted earnings per share
一株利益
0.36 0.31 0.54 0.56 0.63
Net cash generated
from operating activities
営業CF
1211 1439 1721 1943 未発表
Net cash used in
investing activities
投資CF
-19 -1327 289 144 未発表
Net cash used in
financing activities
財務CF
-1674 -354 -1853 -289 未発表
Payments of construction costs
under service concession
upgrade services
運営保守(投資CF)
-101 -220 -43 -88 未発表
Purchase of property, plant and equipment
設備投資(投資CF)
-73 -11 -11 -20 未発表
Acquisition of subsidiaries
子会社買収(投資CF)
-114 -1593 -179 -9 未発表
Dividends received from
associates, joint venture
子会社からの配当(投資CF)
324 313 251 340 未発表
Interest paid
利息支払(財務CF)
-273 -341 -356 -344 未発表
Dividend paid
配当支払(財務CF)
-510 -691 -646 -752 未発表


業績の表記は人民元表記となります。

売上は前年比5%増収でした。
最終利益は前年比11%増益でした。

配当が8%増配となりました。
キャッシュ潤沢で、配当余力は十分と思えます。


■高速道路の運営状況


高速道路の運営状況です。



2017年に「xian expressway」の運営権が切れて、運営キロ数が若干減っています。


現在運営中の高速道路で最初に運営権が切れるのは、
5年後の「Northern Ring Road」とされています。

この「Northern Ring Road」は持分比率は24%と低いですが、
高速道路としての売上は全体の10%強を占めています。

ブログ主の妄想ですが、持分比率から連結決算を考えると、
おそらく「Northern Ring Road」は利益部分から当社の損益計算書に反映されており、
5年後に、売上横ばい、利益10%強?減少ということを予想しています。


その他の高速道路は10年以上運営権が残っています。


1日あたりの交通量は年々右肩あがりに増えており、
これが当社の売上成長の源泉となっています。


最後に、アウトルックとして書かれていたことをかいつまむと、
当社の方針としては、現在運営中の、「広州、香港、マカオ地域」や、「中国中央部」に
注力し、場合によってはM&Aを活用していくようなコメントがなされています。


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