2019/05/11

(8058)三菱商事 累進配当政策で配当4.4%


累進配当政策の(8058)三菱商事について、
5/9に発表になった決算書をにわか知識で見てみました。


予想PER 7倍
予想配当利回り 4.4%
時価総額 約4兆5000億円

■累進配当政策


2018年第2四半期決算の中期経営計画2021で、
「配当は『累進配当』を継続し、配当性向は現在の30%から
将来的に35%程度に引き上げていくことを目指す。」
と発表されました。





この内容について、これまでの実績を踏まえて、以降で考えてみます。





まず、2008年以降で減配があったのは、2008年、2009年、2012年、2015年です。

2018年の配当性向は33%程です。


■業績


・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2014年2015年2016年2017年2018年
売上 7669 6925 6425 7567 16103
当期利益 400 -149 440 560 590
営業CF 798 700 583 742 652
投資CF -154 -503 -179 -317 -273
財務CF -305 -364 -752 -554 -227
有形固定資産等の取得(投資CF) -307 -249 -160 -277 -315
持分法投資取得(投資CF) -167 -336 -139 -359 -398
事業の取得(投資CF) -154 -12 -74 -32 -31
その他の投資(投資CF) -76 -314 -117 -46 -62
配当金支払額(財務CF) -127 -88 -87 -153 -198

※売上については、2018年度より会計基準を変更しているようで、
前年比の比較ができません。


2018年度の決算実績、2019年度の予想が悪い内容だったと思います。




売上、当期純利益の実績、2019年度の見込みが事前の予想に未達でした。



■業績は市況価格に影響されがち?


決算資料に、原油価格と、銅価格が参考値として決算書に記載されています。

それを前年比の変化率で、業績の変化率とともに
過去10年のグラフを作成してみました。



原油価格と業績の相関性が、とても強そうに見えます。
特に2014年あたりからは原油価格と業績が寄り添うように変動しているように見えます。

約6か月前の油価が業績に影響するそうです。


ここはこれからの施策(川下への投資増加)により変わっていくかもしれないです。


■中期経営計画の達成確率は?


中期経営計画で、2021年度の純利益目標を9000億円としています。



内訳は、第2四半期決算の質疑応答で以下のとおり回答されています。

・今期(2018年度)固有の要素を除くと7000億円程度の実力値にある
・シェールガス事業、LNG事業の生産開始に伴う増益+既存事業の上積み(1000億円)
・約3兆円の投資リターン(1000億円)


この内容に業績と、市況価格の関係性をおりまぜてグラフにしてみました。




2021年の純利益の大部分は市況価格に影響されやすい可能性があります。


投資のほうも、過去の実績を投資CFから拾って、
未来の分は約3兆円の投資計画を半分ずつ按分してグラフにしてみました。



投資額の3兆円は達成できそうな感じがします。

また、投資のリターン率目標は約3%(1000億円/3兆円)で
利益のハードルは高くないような気がします。


というわけで、新規投資についてはきっと目標達成できるのでしょう。

■感想


将来の業績/配当は原油市況、銅市況に左右されるのでは?と。
つまり見通しが立てにくい、という感想です。


ブログ主は資源株が苦手なので、手を出さない銘柄でした。



ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。





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