連続増配14年を継続中の(02313)申洲国際集団について
予想PER 26倍
予想配当利回り 2.0%
時価総額 約2兆3000億円
※【2018】中国 連続増配銘柄(10年以上)
■どんな会社?
ユニクロ、NIKE、ADIDAS、PUMA、安踏体育、特歩国際等へスポーツウェアをOEM供給します。
ニット製品の輸出額は中国で最大手。
中国以外では、ベトナム、カンボジアに工場があります。
■配当履歴
2005 0.022006 0.15(+650%)
2007 0.16(+6%)
2008 0.20(+25%)
2009 0.35(+75%)
2010 0.36(+2%)
2011 0.50(+38%)
2012 0.70(+40%)
2013 0.75(+7%)
2014 1.00(+33%)
2015 1.07(+7%)
2016 1.20(+12%)
2017 1.45(+20%)
2018 1.75(+20%)
14年連続増配しています。
■業績
・損益計算書、キャッシュフロー計算書
2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | |
Sales 売上 |
11131 (+10%) |
12639 (+13%) |
15099 (+19%) |
18085 (+19%) |
20950 (+15%) |
Profit for the year Attributable to Owners of the parent 最終利益 |
2065 (+14%) |
2354 (+13%) |
2947 (+25%) |
3762 (+27%) |
4540 (+20%) |
Net cash flows from operating activities 営業CF |
1918 | 2259 | 3061 | 3689 | 4118 |
Net cash flows used in investing activities 投資CF |
-5371 | -1394 | -2487 | -1726 | -1463 |
Net cash flows used in financing activities 財務CF |
2257 | -509 | -346 | -1596 | -1671 |
Purchases of items of property, plant and equipment 設備投資 |
-1036 | -1859 | -2090 | -1172 | -1647 |
Dividend paid 配当支払 |
-824 | -1103 | -1254 | -2483 | -2057 |
昨年と同様に、おおよそ営業CFの範囲内で、設備投資+配当を賄っていて
手堅い印象があります。
■地域別売上
OEM先企業 (予想) | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | |
中国 | 安踏体育 特歩国際 |
2487 | 2995 | 3689 | 4844 | 6312 |
欧州 | ADIDAS PUMA |
1929 | 2319 | 3355 | 4031 | 3795 |
日本 | ユニクロ | 3081 | 2859 | 3003 | 3129 | 3236 |
米国 | NIKE | 1300 | 1588 | 1548 | 2337 | 3252 |
その他 | - | 2333 | 2875 | 3501 | 3742 | 4353 |
グラフにしました。
中国が2015年から3年で2倍になっています。
2018年の欧州の売上が落ち込んでいます。
ただ、5/3に発表されたadidasの決算では、
1Q(1月~3月)は2桁増収を達成し、特に中国(+16%)が好調だったとコメントされています。
また、adidasは通期では引き続き5%から8%の増収を見込んでいます。
“We had a successful start to the year, delivering double-digit sales increases in our strategic growth areas Greater China and e-commerce as well as another strong profitability improvement,” said adidas CEO Kasper Rorsted.
For 2019, the company continues to expect sales to increase at a rate of between 5% and 8% on a currency-neutral basis.
■OEM(供給)先の売上
※為替レートはそれぞれ以下のレート(2019/05/03)で計算。
・1ドル/111.09円
・1ドル/6.73人民元
・1ドル/0.89ユーロ
※12月決算ではないユニクロと、NIKEは売上会社予想値を使用しています。
2018年は供給先の売上成長率がやや鈍化(+9%→+5%)しました。
おそらくそれにあわせて当社の売上成長率も鈍化(+19%→+15%)したものと思われます。
■感想
当社の株価と、供給先の株価を比較してみました。
過去5年で+285%の上昇率で、供給先よりむしろ株価パフォーマンスが高いんですよね。
かといって今から株を買うかというと躊躇しますね。
洋服を作る会社は潜在的な競合が多そうなイメージを持っていまして、
高PERがいつまで許容されるかという部分が気になってしまいます。
株価が半分なら買いたいです。
中国に住んでいて、スポーツウェアがとっても売れてる感覚があれば
また感想が違うかもしれないですね。
ブログの先パイに勧められてツイッターはじめてみました。
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