中国No1の会社、
(00700)テンセントの2018年期末決算を確認します。
■配当履歴
2004 0.07
2005 0.08(+14%)
2006 0.12(+50%)
2007 0.16(+33%)
2008 0.35(+118%)
2009 0.40(+14%)
2010 0.55(+37%)
2011 0.75(+36%)
2012 1.00(+33%)
2013 1.20(+20%)
----------------
株式分割1株→5株
----------------
2014 0.36(-70%)
2015 0.47(+30%)
2016 0.61(+29%)
2017 0.88(+44%)
2018 1.00(+13%)
株式分割の影響を考慮すると実質14年連続増配しています。
■業績
・損益計算書、キャッシュフロー計算書
(カッコ内は対前年同期比)
2017年 | 2018年 | ||||
4Q | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | |
Operating Revenue 売上 |
66392 (+51%) |
73528 (+48%) |
73675 (+30%) |
80595 (+24%) |
84896 (+28%) |
Gross profit 粗利益 |
31495 (+33%) |
37042 (+46%) |
34446 (+22%) |
35480 (+12%) |
35152 (+12%) |
Interest income 受取利息 |
1156 | 1065 | 1072 | 1082 | 1350 |
Other (losses)/ gains, net その他利益 |
7906 | 7585 | 2506 | 8762 | -2139 |
Selling and marketing expenses 販売促進費 |
-6022 | -5570 | -6360 | -6573 | -5730 |
General and administrative expenses 販売費・一般管理費 |
-8811 | -9430 | -9857 | -10890 | -11345 |
Operating profit 営業利益 |
25724 (+85%) |
30692 (+59%) |
21807 (-3%) |
27861 (+22%) |
17288 (-33%) |
Profit Attributable to Equity holders of the Company 最終利益 |
20797 (+98%) |
23290 (+61%) |
17867 (-2%) |
23333 (+30%) |
14229 (-32%) |
diluted EPS 一株利益 |
2.177 | 2.435 | 1.868 | 2.440 | 1.489 |
Net cash flows generated from operating activities 営業CF |
28594 | 19825 | 21578 | 31819 | 33221 |
Net cash flows used in investing activities 投資CF |
-17303 | -39303 | -33593 | -29328 | -49689 |
Net cash flows generated from financing activities 財務CF |
7575 | 33072 | -2949 | -3790 | 9047 |
以下、会社コメントです。
2018年第4四半期の売上は、前期比+5増収でした。
特に、フィンテック、ソーシャル広告、動画サブスクリプション事業が伸びました。
原価は、コンテンツ費用、フィンテック費用、チャネル費用がかさみ、
粗利率が前期比44%→41%に減っています。
その他費用として、第4四半期にTME(テンセントミュージック)の減損引当として2139計上しました。
年間としては、主に(03690)美団点評のIPOにより株式の評価益が増えました。
各利益率の推移です。
Non-GAAP(一時的なコスト等を除いた数値)でも利益率は減少傾向にあります。
■月間アクティブユーザー数(MAU)
QQのユーザー数は、8.07億人になりました。
Weixin、WeChatのユーザー数は、10.97億人になりました。
手数料ベースの動画サブスクリプションユーザー数は、1.6億人になりました。
対前期比のMAU増減率です。
■感想
ユーザー数や、利益率の伸びが鈍化して、厳しいのかなと思います。
ですが、ブログ主はテンセントの見る目がない(騰がる前に売ってしまった;;)ので、
却って株価が上がるかもしれません。
↓ブログ主の売買履歴
2008年ごろ買った理由:
・QQのユーザー数がとにかく伸びてました
・実際、まわりの20代くらいの中国の方はみんな使っていました
2013年ごろ売った理由:
・QQのユーザー数が頭打ちになりそうと感じてました
・Wechatへの移行が成功する確信がなかったです(こんなにスマホが流行るなんて・・・)
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