中国株の連続増配銘柄に投資したときの
リターンはどのくらいになるか検証しました。
■結論
長期投資において、連続増配銘柄への投資は、有効!■前提
今が2012年末のつもりになって以下の投資方針で投資シミュレーションを行います。
銘柄選定:2012年末配当が連続増配中であること
銘柄数 :個人で管理できる10銘柄~15銘柄程度
投資金額:全銘柄に同金額を投資(売買単位は無視)
投資期間:5年(2013/4~2018/4)
※2012年の配当確定後に投資開始
■投資対象銘柄
投資1:連続増配上位9銘柄投資2:連続増配上位13銘柄
投資3:テンセント除く連続増配上位8銘柄
※テンセントのパフォーマンスがぶっちぎりすぎるので。
なお、上記連続増配銘柄のうち、
連続増配が途切れてしまっているものの中には
単純な減配以外に、以下のような特殊要因があります。
2013年~2017年に特別配当があった銘柄
(00941)チャイナモバイル
(01044)恒安国際
(00066)香港鉄路
(00006)電能実業
2013年~2017年に株式分割があった銘柄
(00700)テンセント
(00179)ジョンソン・エレク
■検証結果
3ケースともハンセン指数を上回っています。
ハンセン指数 :135%
S&P500 :165%
日経平均 :162%
投資1(9銘柄) :243%
投資2(13銘柄):230%
投資3(8銘柄) :184%
最初の3年は、ハンセン指数とそれほど差はありませんが、
4年目以降にパフォーマンスが大きく開いてきました。
最新の連続増配銘柄を組み込んだPFとなるように
銘柄選定をし、年1回、PF見直しをすることにより
高いパフォーマンスを期待できると思われます。
中国 連続増配銘柄(10年以上)
中国 連続増配銘柄(5年~9年)
中国 連続減配なし銘柄(10年以上)
中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)その1
中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)その2
中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)その3(最後)
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