2018/11/30

中国 連続増配銘柄への投資は有効か?

中国株の連続増配銘柄に投資したときの
リターンはどのくらいになるか検証しました。

■結論

長期投資において、連続増配銘柄への投資は、有効!

■前提

今が2012年末のつもりになって以下の投資方針で
 投資シミュレーションを行います。

 銘柄選定:2012年末配当が連続増配中であること
 銘柄数 :個人で管理できる10銘柄~15銘柄程度
 投資金額:全銘柄に同金額を投資(売買単位は無視)
 投資期間:5年(2013/4~2018/4)
      ※2012年の配当確定後に投資開始

■投資対象銘柄

投資1:連続増配上位9銘柄
 投資2:連続増配上位13銘柄
 投資3:テンセント除く連続増配上位8銘柄
     ※テンセントのパフォーマンスがぶっちぎりすぎるので。



 なお、上記連続増配銘柄のうち、
 連続増配が途切れてしまっているものの中には
 単純な減配以外に、以下のような特殊要因があります。

 2013年~2017年に特別配当があった銘柄
  (00941)チャイナモバイル
  (01044)恒安国際
  (00066)香港鉄路
  (00006)電能実業

 2013年~2017年に株式分割があった銘柄
  (00700)テンセント
  (00179)ジョンソン・エレク

■検証結果


 3ケースともハンセン指数を上回っています。

 ハンセン指数   :135%
 S&P500      :165%
 日経平均     :162%
 投資1(9銘柄) :243%
 投資2(13銘柄):230%
 投資3(8銘柄) :184%

 最初の3年は、ハンセン指数とそれほど差はありませんが、
 4年目以降にパフォーマンスが大きく開いてきました。

 最新の連続増配銘柄を組み込んだPFとなるように
 銘柄選定をし、年1回、PF見直しをすることにより
 高いパフォーマンスを期待できると思われます。


中国 連続増配銘柄(10年以上)
中国 連続増配銘柄(5年~9年)

中国 連続減配なし銘柄(10年以上)
中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)その1
中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)その2
中国 連続減配なし銘柄(5年~9年)その3(最後)


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