VIX指数を利用した株式売買タイミングの目安について書いてみます。
※いろいろな前提をもとにしており、
私の心のリスク許容範囲を年々変わるため、執筆時点の私の感想を
書き留めるものです。
■目的
株価の調整タイミングが1年に3回あると仮定して、
定量的な指標をもとに売買タイミングをはかります。
■結論
VIX指数 25 を越えたら売買してもOK。
■VIX指数とは
米国のS&P500(日経平均のようなもの)を対象とした
オプション取引のボラティリティをもとにシカゴ・オプション取引所が
算出している指数。 未来30日の見通しを指数化したもの。指数が高いほど、株価が下落しがちになる。
■VIX指数の値動き
週次のVIX指数高値をチャート化。各期間ごとのデータは以下のとおりです。
正規分布に従うと仮定した独自計算式により、
平均m+NORMSINV((52-3)/52)×標準偏差σ
を計算すると、以下の数値になります。
・期間15年:37.05
・期間10年:40.55
・期間 5年:25.64
■株価はどのくらい調整するか?
過去5年(2013年~2018年)でVIX指数が 25.64 を越えた期間は10回あります。当時は結構株価が下げた印象がありますが、数値にすると客観的にわかります。
だいたい20%以内でしょうか。
※2008年のリーマンショックは桁ちがい!
<株価 予測理論値>
<株価 実際は?>
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