中国の不動産管理会社3社目
(01778)彩生活服務について
決算書から数字をかいつまんで書きます。
■概要
メインの売上は、不動産管理(セキュリティ警備、補修等)。
E-セキュリティ、E-補修等、オンラインサービスを提供。
オフィスビルも対象。
2014年6月に上場。12月決算。
予想PER 8~10倍。予想配当利回 4.9%。
■連結貸借対照表
2016年 2017年Non-current assets 1569 1768
固定資産
Intangible assets 210 241
無形資産
Goodwill 749 917
のれん
Current assets 2452 2891
流動資産
Current liabilities 1281 1759
流動負債
Non-current liabilities 1208 1074
固定負債
Total equity 1532 1827
純資産
■連結キャッシュフロー
2016年 2017年Cash and cash equivalents at 1 Jan 419 754
期首現金
Net cash from operating activities +260 +139
営業キャッシュフロー
Increase in receivables (-168) (-378)
売掛金
Changes in payments on behalf of residents (-74) (-169)
住民の支払変更(?)
Increase in payables (+120) (+166)
買掛金
Investing activities -553 +2
投資キャッシュフロー
Purchase of property, plant ~ (-64) (-100)
有形固定資産の購入
Acquisition of subsidiaries (-307) (-132)
子会社買収
Interest received (+4) (+33)
利息受取
Financing activities +628 -40
財務キャッシュフロー
the issuance of assets backed securities (+284) (+0)
資産担保証券の借入
Repayment of assets backed securities (-12) (-51)
資産担保証券の返済
New bank borrowing (+220) (+329)
借入金の借入
Repayment of bank borrowing (-153) (-265)
借入金の返済
the issuance of corporate bonds (+388) (+144)
社債の借入
Interest paid (-17) (-78)
利息支払
Dividends paid (-84) (-90)
配当支払
Cash and cash equivalents at 31 Dec 754 856
期末現金
※単位は百万人民元
((01778)彩生活服務 2017年 annual report より)
連結キャッシュフローにおける()内の数字は、内訳
■感想
非常に難解。割安な分、リスクもある。
もう1~2回決算を確認したい。
設備投資は緑城服務や、中海物業と同様に
それほど多くないが、2社と比較して、
子会社買収による事業拡大に積極的。
そのため、借入が多くなっている。
利息支払が利益に占める割合が増えてきており、金利上昇に弱そう。
金利によっては、増資による資金調達があるかもしれない。
無形資産(ソフトウェア?)、のれんもそこそこ積みあがっている。
2017年の営業キャッシュフローが減っている部分も、
(英語が難しくて?)理由がわからない・・・。
そのあたりのリスクが、緑城服務や、中海物業よりはPERが
低かったり、配当利回りが高くなっている要因かもしれない。
中国 不動産管理銘柄1 概要
中国 不動産管理銘柄2 (02869)緑城服務
中国 不動産管理銘柄3 (02669)中海物業
中国 不動産管理銘柄5 (03319)雅居楽雅生活服務
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