2018/11/28

日経VI指数による株売買タイミング目安

10/25、日経平均株価が大幅下落しました。

 日経平均株価:21268.73円(-822.45円 -3.72%)
 日経VI指数:29.17(-3.95 +15.66%)

VIX指数の観点からどのような状況か考えてみます。
今回使うのは、日経VI。
「日経の指数公式サイト」と書かれているところから
長期は月次データしか取得できないので、月次データを使います。

■理論上の予想騰落幅(10/25時点)


 VIX指数が30に近いと、理論上、この先1か月の株価の見通しは
 上下8%強の範囲に収まる確率が高いと予想されています。
 10/25時点の日経平均株価にー8%、+8%すると以下の株価になります。

 下値:19566円
 上値:22969円


■月次チャート



■平均、標準偏差



 日経VI指数が正規分布に従う動きと仮定した場合ですが、
 期間5年からみると、日経VI(29.17)は標準偏差+2σの範囲をこえています。
 期間10年からみると、標準偏差+1σの範囲におさまっています。

 直近5年では、数年に1度くらいそうそう起きないが、
 直近10年で考えると年に何回かそこそこ起きるレベルです。
 どちらにしても、今後の株価が上にも下にも
 大きく動く可能性が高いと予想されています。

 日本株で買を検討していれば、そろそろ資金投入を考える時期かもしれません。
 長期で考えていると、様子見ですかね。

 必ずしも理論通りに株価が動くわけではないですが、
 こういった仮説をもってメド感を自分の中に持っていると
 「株価がどこまで下がるかわからない」という煽りを
 落ち着いてスルーできます。





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