(9437)NTTドコモの料金プラン見直しの影響を妄想
2018年度第2四半期決算説明会資料にて、
以下の説明がされました。
■会社発表
~~中期経営戦略について~~
2019年度第一四半期に発表・提供開始予定
1.料金プラン2~4割程度値下げ
2.お客さま還元(1年あたり)最大4000億円規模
5Gインフラ構築等のため5年間で1兆円投資
~~社長からのメッセージ~~
中期経営戦略を実行することで持続的な成長を果たし、
継続的な増配と機動的な自己株式取得による株主還元を
さらに加速してまいります。
■料金プラン2~4割程度値下げ の影響は?
ドコモユーザーの反応は、どれが一番多くなりますかね?
・新プランに切り替える
・旧プランのままにする
・ドコモ→他社に切り替える
・他社→ドコモに切り替える
■お客さま還元(1年あたり)最大4000億円規模 の影響は?
2018年3月期の有価証券報告書より (単位 億円)
2018年実績 2020年予想
営業収益 47694 43694 お客様還元 -4000億
通信サービス 31379 27379 お客様還元 -4000億
端末機器販売 7551 7551
その他 8764 8764
法人税~前利益 10966 6966 お客様還元 -4000億
法人税 3378 2090 利益の30%を見込
当期純利益 7466 4876 35%の減益
1株利益 201.7 131.1
営業CF 15115 12525 純利益 -2590億
投資CF -7183 -9183
固定資産取得 -4212 -6212 5G投資 +2000億
財務CF -6904 -6904
自己株取得 -3000 -3000 増える可能性あり
配当支払 -3335 -3335 増える可能性あり
現金期末残高 2896 ?
長期借入債務 500 ?
現金不足 3500億 = 営業CF - 投資CF - 財務CF
→初年(2019年4月以降)に借り入れ、
以降の業績向上(通信量の増加?)で返済する見込みなのか・・・。
それにしても現金収入ハンパないですねぇ。
4000億円の負担が大きく見えません。
株主還元縮小(減配や自己株取得)も会社の発表どおり不要そうです。
※通信量
4G 1Gbps
5G 20Gbps
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